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爽やかな夏も



               アスファルトの照り返しは
               太陽からの熱さを倍返し




               足は自然に緑に向いて
               一歩二歩と緑の中に踏み込めば




               木々の日陰は少しの風をお供に
               別の夏の顔を見せてくれる




               この夏の二つの世界への
               行ったり来たりが夏感覚の嬉しさ




               木々の足元に咲いたユリの花
               夏の二つの世界を行ったり来たり




               心地よさそうに微かに揺れて
               見るものは爽やかな夏へと誘われて






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浅草街角スナップ



               下町情緒あふれる風景・・今




               古くて新しい・・そんなひとコマ




               見つけてしまった一つ・・た・わ・し




               「耳を持たないでね」
               「首を持たないでね」
               ・・の大きな・・た・わ・し




               小さなストラップたわしが
               500円也で諦らめた・・で
               ウサギとカメも値段見ずして諦め!!




               太鼓屋さんの前でジ―――ッ!
               なんと昔我が家に同じ小さな太鼓が




               お値段見たら26500円なり
               あ~~捨ててしまって後悔
               ・・ってお値段しか見てないよ私!!




               あれもこれも現実的な現実離れ
               思いは暑さの中で汗となって消えてゆく




               おやおや・・
               こんなに可愛いてるてる坊主が
               お暑い晴天になるはずだわ!




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遠い昔を見た気がして



               帽子屋さん・・帽子売り場でなくって
               帽子だけを売っているお店が




               果物屋さんも・・台に並べられた果物
               こんな風景健在だった




               昔が残ってる!
               暑さの中気分上向き




               気持ちは雷門に大急ぎ
               なのに気になるそこここの店




               時々出食わす昔・・
               手拭いで折ったハッピ




               浅草の叔母の貰ったのだったか
               広げて使いたいのにハッピを崩すのもと
               迷って・・どうしたのかは覚えていない




               久しぶりとはこういうこと
               毎日見てれば日常に埋没して
               消えていく記憶




               思いがけない出会いに
               遠い昔を見た気がした





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浅草・象潟・父の町



               もう二十年以上も前のこと




               父と子供達と
               入院中の義父を見舞った帰り
               乗り換え駅の浅草に寄り
               父の生まれ育った家のあった場所へ




               父の叔父だったかがやっていた
               芝居小屋宮戸座
               その宮戸座に隣接した
               お寿司屋が父の家だったと聞く




               その時その宮戸座跡に案内してもらい
               そこには宮戸座跡と言う石碑があった
               その石碑が今もあるのかが気になっていた




               浅草寺が遊び場だったという父
               その裏の大通りに出て・・はて?
               通りがかった老人に聞くと
               目の前の柳の並木道と教えてくれた




               人力車の曲がった道へ
               あとを追うように行くと石碑はすぐに分かった
               今は「婦志多」という料亭になっていた
               以前は気づかなかったが
               芭蕉の歌碑もすぐ横にあった
                



               消えかけた記憶で父の家は
               表は寿司屋裏は芝居小屋の幕間のお弁当屋・・
               調べてみると「婦志多」はそれにちなんだお店のようだが
               関係のあるお店かどうかは分からない
               が記憶は確かなような気もした




               父はこの芝居小屋で
               先代の松本幸四郎・尾上松緑のような名優たちに
               声をかけてもらったり




               加藤大介・沢村貞子達と遊んだこともあったと聞く
               NHKの朝の連続ドラマ「お貞ちゃん」に
               この宮戸座の話も出てきた
               祖父や叔父はこの宮戸座で地方をしていた
               三味線を弾いていたそうだ




               目にした植木市のポスター
               父の家の前の路地に植木市の植木が並んだそうだ

               昭和は遠くなりにけり・・大正はなおのこと
               高くそびえるスカイツリー
               上に昇れば昔の浅草が見えるのだろうか・・

               認知症にになってからの父は
               ずっと昔の浅草に住んでいた




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遠い記憶の中



                遠い記憶の中で
                色は鮮やかに跳ねまわる




                色のない世界からの
                子供の目には十分に刺激的だった




                鮮やかな色の世界は
                じわじわと半径を広げ




                鮮やか地図を変えて
                浅草は色褪せたように感じた




                塗り替えられたあざやか地図も
                色褪せたと感じたとき




                ふと懐かしい浅草の色が蘇り
                今でもあるのだろうか・・




                ごちゃごちゃ感のある少々ダサい
                お土産屋さんはあるのだろうか・・




                仲見世の真ん中に立ち
                変わらない物見つけが始まった





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浅草へ



                数えてみたら26-7年ぶり
                通り抜け・・乗り換えを除いたら




                父と行ったのが最後
                忘れないうちに行かなくてはと




                コテコテの観光地なんてと
                他の街優先の後回しに




                行かなくては行かなくてはで
                思いがつのり・・行こう!!




                地下鉄を降りると一瞬
                見知らぬ風景にクラクラっと




                それでも歩きはじめると
                むかしの記憶がよみがえり




                雷門・・仲見世・・浅草寺




                父の生まれ育った浅草は
                昔と変わらないように思えてきて




                あの日父と歩いた道を
                暑さに日和りそうになりながら
                汗をふきふき辿って行った



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曇り空日のお仕事



               外へ出ると雨が降り出す




               慌てて洗濯物を取り込む
               外出意欲半減




               あ~ぁと空を睨んだとて
               晴れるわけでもないし・・




               そうだ!こんな曇り空の日は
               ほったらかしだった庭の草取り




               抜いて抜いてゴミ袋五つ
               こ・・腰がぁ~~




               抜いて分かる我が家の花事情
               数えれば指の数ほど




               が・・抜いてびっくりの
               紫式部の花が!




               鳥さんの落とし物が実を結び
               他にも山椒に南天に万両




               そんなお庭僕も見たい
               もう歩けないけど・・抱っこでね
                         (パピ)




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お店の顔のsugar sugar


               sugarの袋を見ただけで
               どこのお店!と言うのが分かる
               これがいい♪
               ドゥマゴ・・サロン・ド・ラデュレ・・
               このドゥマゴは東京渋谷かな・・




               タリーズ・コーヒー・・べローチェ・・
               コーヒーが飲めないワタクシ・・
               コーヒーゼリーはオーケー♪
               じつはこのベローチェの
               コーヒーゼリーがお気に入り




               サンマルクカフェ・・不二家・・
               できれば不二家はペコちゃんだったら最高
               などと小さな袋のデザインを考えだしたり
               sugar sugar 万歳!




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植物園の花だけど・・・



               植物園の花だけど・・・




               この花たちを見ていると




               我が家の庭に植えたくなる




               ところが・・無理!




               広さと日当たりと・・家主のマメさ欠如




               今の我が家の庭と言えば




               草の陰から小さな花がポツリ




               ただ蕾前の百合だけが
               背高く伸びて少し豪華さを添えて




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夏色の花の迷い・・・



               ここ一つ夏の日差しにならないから




               黄色の花の元気が弱い




               烈しい色の花は
               太陽の後押しが必要だったなんて




               夏の日に輝いていた頃には
               気づきもせず




               夏色をもてあまし気味の
               烈しい夏色の花を見て




               強そうな色の花の弱さを見たり




               日陰のささやかな色の花の強さを見たり




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