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芳香に誘われて



          どこからか芳香が漂ってきた




          大きな木を見上げると花が葉の陰にみえる




          ホウノキと書いてある・・ああこれが・・




          昔々通っていた高校は電車通学以外の生徒は下駄がオーケー




          朴歯の下駄をはいていた男子が周りにもいたっけ・・・




          この美しい花を見てよくぞ彼らを思い出したものだ!




          ちょっと笑いも出ながら花を見ていたけど・・もちろん・・




          あの頃のワタクシ・・花などに例えようもなかった!
          ・・・今だに芽の出ぬ種のまま・・・





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君の名は



          う~ん・・はて何という名だったか・・・




          チョコに似ている・・この花




          そこで「アポロに似ている花」と調べてみると




          しっかりと出てきた・・みんなそう思っていたのか!




          笑いながら「カルミア」という名と知る




          思いのほか平凡な発想だったようで




          妙なところで「変りもの」という汚名(?)返上なるか




          すぐに忘れそうな名だけど・・アポロの件は忘れそうにない





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見~つけた♪



          こ~んな可愛い花を見つけると・・




          見~つけた・・なんて可愛い声を張り上げたくなる




          気分は戻りに戻って・・ウン十年前・・




          たまには現実逃避でこんな気分もいいもンだ!




          小学校でクラス別だったか・・学年別だったか・・




          花壇などというものがあったのを思い出す




          思い出すなどと書いて・・まさか夢じゃないよねと




          あやふやな記憶は置いておいて・・花の精など探そう♪






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なんじゃもんじゃになってない?



          ん??この花は・・たしか・・・




          なんじゃもんじゃ?




          楚々としていてちっとも「なんじゃもんじゃ」じゃないっ!!




          と言いたくなるような大人しいなんじゃもんじゃ




          広い公園・・秋になら赤い葉に導かれ迷わないのに




          春の緑の森は迷い道・・見事に迷い込んだ




          それでも慰めのおまけ付き・・出会ったなんじゃもんじゃ




          楚々とした淑女なんじゃもんじゃに乾杯!




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言葉とはなんぞや・・・



          言葉とはなんぞや・・




          おもちゃのように転がされた言葉達




          子供達の遊びに使われるたどたどしい言葉を耳にして




          なんと素直で本質を突いているのだろうと思う




          かつては大人が子供達に言葉使いの正しさを導いていた




          テレビから流れ出る言葉の呆れるほどの不誠実さに




          普通の人と言われる者達はなすすべがないのだろうか




          5月・・「憲法記念日」・・「子供の日」と続いた・・
          子供たちに何を残してあげられるのか・・

          「宝のような言葉と平和」を思う




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今も変わらぬ道



            井の頭をあるき続けて60数年




            変らぬ風景はホッとするものがあるけれど




            それでも少しづつの変化に
            その時々にはがっかりすることもあった




            真ん中の七井橋に立ち西の風景に
            大きなマンションが入り込んできたときは衝撃だった




            幼い日の風景を抱きながら歩く者にとっては寂しさがあり




            今でも写す写真の中にこの建物を拒否している




            昔の写真の中の木々を
            現在の写真の中に発見した時の喜びは大きい




            小さな昔の名残花を見つけた時




            変らぬ道をあるき続けることへの不思議さを感じている





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安らぐ木々の白い花



           白い花の季節!




           探す努力などいらないほどに次から次へと出会う




           だんだん似て見えてきて混乱状態




           はて・・この花は?




           思い出せない名前はほっておいて・・と・・




           秋の赤い実との出会いを思い出しガマズミだと!




           いつの間にか華やかな花より




           木々の小さな花に安らぎを覚えるようになったと気づく




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絵にしてみたら・・?



          人気のない林に立っていると




          空気さえもが澄んでいるように感じる




          お気に入りの花の下ではさらに




          花の一つ一つを眺め




          どれほどの花の数があったとしても




          それぞれの花の表情があることに気づき楽しむ




          絵に描くとしたらと・・どんなふうに?




          四角い枠をあてはめて・・「絵」を見つけてみる




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ハクウンボクの季節に



          ハクウンボクの花に初めてであった時の衝撃は忘れられない




          ハクウンボクという名も白い花も知らなかったことが衝撃だった




          見上げた大木にぎっしりと咲いていた白い花




          五月の光を透した花びらが美しかった




          こんなにも美しい花を知らなかったなんて・・と




          傍らにはまだ元気そのものだった我がワンコがいた




          頃の気持ちをまた掌に乗せてみたくて




          ハクウンボクの季節になると心が躍る





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ニセアカシアの花を見ながら



          何の花ですか?同じくらいの年齢のご婦人




          分からないのです・・




          根元が重なっているのに気付かず




          エゴノキの葉を見て混乱していた




          以前は犬と散歩していたのですが・・という




          今は足も少し不自由になって・・お~~




          同じです!答えて・・昔は都心も畑ばかりでと話が広がる




          そんな日々を過ごしてきた者たちの懐かしい空間




          高い木々が指さす空はどこまでも広かった





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