会いたい花に間に合って

　　　　　　　会いたい花はこの二年会えずに終わっている




　　　　　　　終わっているか・・間に合うか・・




　　　　　　　入口と一番遠いタイサンボクへと急ぐ




　　　　　　　暑い！思わぬ暑さにフラフラ・・これはいけない！




　　　　　　　途中お茶を買う・・水分補給なんて忘れていた




　　　　　　　必要事項が一つ増え・・出がけに点呼必要か・・




　　　　　　　などと思っている間に到着・・間に合った！！




　　　　　　　白い大きな花に出迎えられて・・夏に向かう

六月の萩

　　　　　　　一年の半分にもならないのに・・もう萩の花が




　　　　　　　キハギの札がかかっている



　　　　　　　一年委二度四季が来るなど冗談を言ってみる




　　　　　　　そう間違ってもいないような感じがするのが不思議




　　　　　　　その不思議に身をまかせ・・四季の垣根を払ってみて




　　　　　　　着る物もタンスを開ければ衣替えなし




　　　　　　　セーターと袖なしが積み重なって




　　　　　　　少しづつ「不思議」が薄らいでいく

景色が変わって・・

　　　　　　　ムラサキシキブの花が咲いていた




　　　　　　　当たり前の花が当たり前に咲いていることの嬉しさ




　　　　　　　ヤッホーな気分・・小躍りはちょっと・・でニヤリですます




　　　　　　　さっと飛び込んでくる思いがけない景色に




　　　　　　　せねばならない・してはいけない生活に彩りが




　　　　　　　爽やかな空気も加わって・・




　　　　　　　そう言えば我が家にもあったムラサキシキブ・・




　　　　　　　いまだ引きこもり？花はまだない！

クロハナロウバイに間に合って

　　　　　　　久しぶりに・・ほんとに久しぶりに




　　　　　　　都立公園が開園になった・・土日は予約を避けたけど・・




　　　　　　　多様性センターには行ってみた




　　　　　　　懐かしいと思うのかとも思ったけどそうでもなく




　　　　　　　いつものように・・すんなりと歩き始める




　　　　　　　さっさと一巡り・・なんて気持ちが良いことか！




　　　　　　　もう終わったかと思っていたクロハナロウバイも




　　　　　　　待っていてくれたのか・・のんびりしてたのか・・
　　　　　　　間に合ったのが何より

ホタルブクロに明かりが・・の夢

　　　　　　　すっかり忘れていた・・我が家に咲いていたホタルブクロ




　　　　　　　白い花と薄紫の花が・・自然と咲いていた気もする




　　　　　　　この花の中に蛍が入り明かりを灯したら・・




　　　　　　　そんな夢を見ていたけれど・・蛍もいない所




　　　　　　　片隅では消えてはいない夢だけど




　　　　　　　いつの間にか花も消えて・・いつだったかさえも忘れ




　　　　　　　久しぶりの出会いにちょっと後ろめたさも




　　　　　　　ひっそりと静かに咲いている花を見て




　　　　　　　どこかで明かりが灯る日の夢が再び・・

スマホデビューはままならず

　　　　　　　スマホデビューはそう簡単ではないだろう




　　　　　　そんなことであろうと一年（！）延ばしにしていた




　　　　　　　今まで３回かかってきた電話に出られず切ってしまい




　　　　　　　慌ててかけなおすという情けなさ




　　　　　　　機械コンプレックスはなかなか解消できない




　　　　　　　この小さな便利なものを使いこなす日が来るのだろうか




　　　　　　　元々期待はしていないのでがっかりもしていないけど・・




　　　　　　　グルグル目が回る日々はしばらく続きそうだ

初夏・・葉模様

　　　　　　　強い日差し・・透ける日差し・・深い影




　　　　　　　葉の緑はグラデーションを描き出し




　　　　　　　複雑な模様も描き出す




　　　　　　　絵画？・・テキスタイル？




　　　　　　　風はまた模様を変えていく




　　　　　　　初夏・・飽きずに見続ける