昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

美ん味い!

2015-04-21 09:15:59 | お出かけ
まず出てくる言葉は「美味い!」だけです。 さすがに、松阪牛ですわ。 もっとも最近では、飛騨牛が日本一だとか。 「今度、高山にでも行くか」 三人共通の思いです。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (十二) 母親の不安

2015-04-20 09:03:14 | 小説
「ねえ、先生。明後日だよ、楽しみだわ。でね、おニューの水着を買ったの。どんなのだと、思う? お母さんには、内緒なの。勿論、お父さんにも。お父さんなんか、卒倒しちゃうかも。ふふふ。見てみる? いや、だめえ。お楽しみは、あ・と・で。室内プールで泳ぎたいの。それから、映画を観て。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ しょっぱい味のする、キス

2015-04-17 08:47:19 | 小説
「逢いたかった…」 真理子は、彼の胸に顔を埋めてきた。突然の行動に戸惑いを覚えつつも、彼は真理子をしっかりと抱き締めた。真理子は彼の胸から顔を外すと、目を閉じて顔を上げてきた。うっすらと開かれた唇に、彼はそっと唇を重ねた。しょっぱい味のする、キスだった。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (十一) 来ちゃった、、、

2015-04-16 09:01:51 | 小説
アパートに立ち戻った彼は、どっと疲れを感じた。 緊張の糸が切れ、虚脱感に襲われていた。 「コン、コン」 突然、ドアをノックする音が聞こえた。思わず時計を見ると、十時近かった。 〝誰だ、今頃〟 訝しく思いつつも、「ハイ、どなたですか?」と、その場から声を上げた。 「ワタシです、真理子です」 消え入るような声が返ってきた。 彼は、耳を疑った。慌ててドアを開けると、確かに真理子が立っていた。 「来ちゃ . . . 本文を読む

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