9日(土)。2~3日前に「豊島区都市整備部地域まちづくり課」というところから「地域のまちづくりに関するアンケート調査ご協力のお願い」という大型封書が届きました 防災対策の観点から木造住宅が密集する地域を対象に現況の課題や建て替え意向などを聞く内容で、対象が「池袋本町、上池袋二、三、四丁目の区域」となっています。そしてアンケート対象者として①調査対象地域内に住んでいる人②同・営業活動をしている人③同・土地または建物を所有している人を挙げています
私は同じ豊島区でも巣鴨に住んでいるし、調査対象地域で営業活動もしていないし、土地も建物も所有していないので、なぜ自分にアンケートの依頼がくるのかさっぱり分からないので、ほったらかしにしておきました すると、昨日「『地域のまちづくり関するアンケート調査ご協力のお願い』の誤送についてのお詫び」という封書が届きました。やっぱり手続き上のミスだったようです
豊島区では現在、新庁舎を建設中ですが、こういう区民税の無駄遣いをしているようでは賛成できません。それ以前に個人情報の管理はどうなっているのか、非常に疑問です。猛省を求めます
閑話休題
ここ十数年、月刊誌『レコード芸術』と同『音楽の友』を買っていません かつては”生演奏派”ではなく”レコード・CD派”だったので『レコード芸術』は毎月定期購読していました
自宅の靴箱の上に1995年から2000年まで6年間の『レコード芸術』が並んでいます
この間に、雑誌の付録としてサンプラーCDが付くようになりました
その号で紹介されているCDの聴きどころを抜粋・収録したものです。それを聴いてよくCDを買ったものです。当時は年間300枚くらい買っていました
一方、『音楽の友』の方は、どちらかと言うとコンサート・ガイド的な性格が強かったので、ほとんど買ったことがありませんでした 数年前にレコード・CD派から生演奏派に転換してからも、ほとんど買ったことはありません
久々に『音楽の友』を買いました。11月号の特集が「名ホールが名オーケストラの音を作る」となっていたので興味が湧いたからです 国内外のコンサートホールを紹介していますが、興味深かったのは「国内・海外のオーケストラとその本拠地ホール」という記事です
例えば「新日本フィルハーモニー交響楽団&すみだトりフォニーホール」は、「開館年:1997年、席数:1801席、残響:満席時・約2秒、音響設計:永田音響設計。ホール建設前から新日本フィルと墨田区が契約を交わし、フランチャイズを前提に設計された。新日本フィルはサントリーホール定期も含め基本的にすべて練習はこのホールの舞台で行い、楽器庫も備えられ、事務局も同一ビル内である」と紹介されています
このほか20のオーケストラとレジデンス・ホールが紹介されていますが、面白いと思ったのは、21のホールのうち11ホールが「永田音響設計」という会社による設計だということです
ところで『音楽の友』には「コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション」という付録が付いてます。その月のコンサートの予定が掲載されており、アーティスト別の索引も付いています
しかし、今は「ぶらあぼ」というクラシック専門のフリー情報誌が出ており、相当充実した内容を誇っています 私など、会社の引き出しに1冊、自宅の卓上に1冊、ベッドサイドに1冊置いてあり、いつでも見られるようにしています
それぞれに、栞代わりに「チケットぴあ申し込み書」が数枚挟んであり、聴きたいコンサートがあったら、忘れないうちに記入できるようにしています
さて、『音楽の友』には「コンサート・レヴュー」というコーナーがあります 自分で聴いたコンサートをどのように批評しているかと探してみたら、9月30日のチョン・ミュンフン指揮フランス国立フィルハーモニー管弦楽団のコンサートについてN氏(たぶん評論家)が書いていました。1曲目のラヴェル「マ・メール・ロワ」について次のように書いています
「冒頭から各楽器がデリケートに音を紡いでいく。弱音の音色の多彩で幅拾いグラデーション、透徹したテクスチャー、快い沈黙と静寂等オーケストラのソノリテに対する優れた感性には瞠目すべきものがあり、魔法のような効果をもたらす」(文章のまま)
私にはNと言う人が何を言おうとしているのか、さっぱり判りません。音楽評論家によるクラシック・コンサート評を読んでよく感じるのは、上記の文章にもあるように、「グラデーション」、「テクスチャー」、「ソノリテ」などいわゆる”専門用語”的な言葉を多用し、いかにも自分は一般の聴衆とは違うのだと”上から目線”で読者を見下す態度が透けて見えるケースが少なくないことです
一般の聴衆が言葉にするのが困難なことを、分かり易い言葉で表現して伝達するのが批評家の役割のはずです 第一「幅拾い」は「幅広い」の間違いでしょう。これはお金を取って売っている雑誌としては恥ずかしい校正ミスです。最終的には著者自身による”著者校正”があったはず。更生して欲しいです
上記のことを踏まえて定価970円の月刊誌『音楽の友』は、クラシック音楽無料情報誌『ぶらあぼ』に勝てるのか 私の結論は出ています