6日(火)。お盆が近づいてきたので、埼玉県S市の菩提寺にあるお墓の草取りに行ってきました 蒙古襲来ならぬ猛暑襲撃 のもと、100円ショップで買ったホウキとカマ、そしてペットボトルの水を携えていざ出陣しました 一通り草取りをして、墓石をぬれタオルで拭いて、残った水を砂利の上に撒いてクールダウンして帰ってきましたが、お墓にいた約1時間は拷問のような暑さで、汗で全身びしょぬれでした だいぶ陽に焼けたようで、腕時計のところだけが白く残っていました
ということで、わが家に来てから今日で1588日目を迎え、国連安保理事会の専門家パネルは、北朝鮮が2015年12月から今年5月まで 少なくとも17カ国の金融機関や暗号資産(仮想通貨)交換所に35回にわたりサイバー攻撃を仕掛け、最大で20億ドル(2140億円)を違法に得ていた疑いがあると指摘していることが分かった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
経済制裁なんて意味ないじゃん 北朝鮮にサイバー攻撃仕掛けて取り戻すしかない
昨日、夕食に「ラタトゥユ」と「冷奴」を作りました ラタトゥユは脇雅世先生のレシピですが初挑戦です 娘の評価は「毎日でも食べたいくらい美味しい」でした 冷奴は山芋、ミョウガ、鰹節、大葉がのっています
昨日の朝日朝刊・文化面「文化の扉」に「古関裕而 あの曲この曲」という見出しの記事が載っていました
「オリンピック・マーチ」(1964年)、「大阪タイガースの歌」(1936年。後の「六甲おろし」)、「栄冠は君に輝く」(1949年。全国高校野球大会の歌)などスポーツ音楽に限らず、「長崎の鐘」(1949年)、「君の名は」(1953年)、「モスラの歌」(1961年)などの流行歌・放送楽曲の作曲家としても知られる古関裕而(1909-1989年)が作曲した曲は5千余り 古関にとっての頂点は、1964年東京五輪開会式の「オリンピック・マーチ」。かつて世界を目指した古関の曲が世界へ羽ばたいた瞬間だ 古関裕而研究家の齋藤秀隆さんは「原点にはクラシック音楽があり、常に憧れていた。若い頃からハーモニカ用に編曲し力をつけた その素養は応援歌やマーチで真価を発揮し、流行歌に格調を与えた」と語る。ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフに師事した金須嘉之進にも学び、英国の作曲コンクールでは2位となり話題になった 後に流行歌の道へ進むが、クラシックへの思いはにじんだ。「蛍の光」の原曲を使い、閉店時のBGMとなった「別れのワルツ」。ユージン・コスマン管弦楽団の演奏でヒットしたが、編曲のユージンとは古関の別名だ。来春には古関をモデルにしたNHK朝の連続テレビドラマ「エール」の放送も始まる。今も古関は故郷(福島)を盛り上げ続けている
私が古関裕而さんの曲で一番好きなのは「オリンピック・マーチ」です 実家のすぐ近くにある自衛隊の基地から飛び立った5機の「ブルーインパルス」が東京の青空に5色で五輪のマークを描いた時の感動とともに頭に蘇ってきます
真保裕一著「遊園地に行こう!」(講談社文庫)を読み終わりました 真保裕一氏は1961年東京都生まれ。91年に「連鎖」で江戸川乱歩賞を受賞したのをはじめ各種文学賞を受賞しています 「行こう!」シリーズでは、「デパートへ行こう!」と「ローカル線で行こう!」を当ブログでご紹介しました
本書の舞台は私鉄沿線にある日本生まれのアミューズメント・パーク「ファンタシア・パーク」です かつては小ぶりな遊園地だったが、東京ディズニーランドがオープンしてから来場者が激減したことから、大胆なリニューアルを決行して息を吹き返したのが25年前だった いま奇跡の復活を遂げたファンタシア・パークは、多くのファンに愛されている 第1章は顔に傷があることから就活でことごとく断られ、ようやくファンタシア・パークにアルバイト採用された北浦亮輔の物語です インフォメーション・センターに配属された彼は意外な適性を発揮します 第2章は契約ダンサーとして働く新田遙奈の物語です けが人の代役としてトップ・キャラクターのエルシー役に抜擢されるが、そこにはある事情が隠されていた 第3章は閉園後のパークで保守点検をする前沢篤史の物語です 深夜の清掃スタッフの女性に惹かれるが、かつて挫折を経験した彼は憶病になっている しかし、相手の女性も挫折を経験していたことが分かり、彼は思い切って声をかける 彼らの採用や教育には、50歳を過ぎてからアルバイトを始め、2年足らずでシニア・パルに駆け上がった「ファンタシアの魔女」の異名をとる及川真千子が関わっていた 彼女は大きな秘密を抱えていたが、そんな彼女を探る者が現われ真正面から取材を申し込んでくる。彼女はどうするのか
前半では、北浦、新田、前沢たちを中心とするお仕事ストーリーが展開しますが、パーク内の劇場で「時限発火装置」を用いた発火事故が起こったことから放火の疑いが強まり、誰が何のために火を点けたのか、といったミステリー調の展開になっていきます さらに、25年前のパークのリニューアル期の回顧とともに「ファンタシアのレジェンド」及川真千子の本当の正体が明らかにされます
お仕事小説としても面白いし、ミステリーとしても興味深い小説としてお薦めします