30日(金)。わが家に来てから今日で1671日目を迎え、英国のジョンソン首相は28日、9月3日に再開する議会をすぐに閉会すると発表したが、野党に加え、与党の一部からも「議会の軽視で、『合意なき離脱』も辞さない政権の方針を押し通そうとする動きだ」という反発の声が出ている というニュースを見て感想を述べるモコタロです
「審議なき離脱」を狙う強引さが 英国のミニトランプと言われる所以じゃね?
昨日の夕食は、大学時代の友人S君が送ってくれた 「あこう鯛」を煮つけ、「イカ」をバター醤油焼きにしました あとは「小松菜のお浸し」と「豆腐とオクラの味噌汁」です。あこう鯛もイカも美味しかったです
一昨日、池袋の東京芸術劇場で開かれた「芸劇ブランチコンサート」の時のことでした 最前列ど真ん中の高齢男性が、帽子(野球帽のようなキャップ)を被ったまま演奏を聴いていることに気が付きました
というのは、彼が帽子を脱いで被り直したのが目に入ったからです
このホールに限らず、どこの会場でも演奏前に帽子を被っている人がいると、会場の係員が傍まで行って帽子を脱ぐように注意しています
これは演奏者に対する礼儀であることは常識中の常識です
ロックやポピュラーのコンサートではどういう常識があるのかは知りませんが、聴く側が演奏者に対して敬意を払うことにおいては違いはないと思います
どうも最前列のど真ん中に座る輩にロクなヤツはいないようです このブログを普段からご覧いただいている方は、誰を指しているのかすぐにお分かりですね
幸いなことに、爺さんは7~8月の「フェスタサマーミューザ」にはお越しにならなかったようで、一度もお会いしませんでした
コンサートの「帽子おじさん」がこのブログを観ているとはとても思えませんが、万が一観ていて、次回のコンサートから帽子を被らないようになったら、脱帽します
昨日、神楽坂のギンレイホールで「記者たち 衝撃と畏怖の真実」と「バイス」の2本立てを観ました
「記者たち 衝撃と畏怖の真実」(ロブ・ライナー監督・2017年)は、2002年アメリカのブッシュ大統領が「大量破壊兵器保持」を口実にイラク侵攻に突き進んでいた時期に、ニューヨークタイムズやワシントンポストなど大手新聞社が軒並み政府の方針に迎合する中で、不屈の精神で政府の巨大な嘘を暴いたナイト・リッダー新聞社の記者たちの奮闘を描いた作品です
映画の最後に、モデルとなった編集長と2人の記者本人が出演し インタビューに応じていますが、記者の語る「ニューヨーク・タイムズなどの大手紙は政権のトップ・レヴェルの人物に接触して取材するが、われわれは、その下の実務レヴェルの政府職員に接触して取材し、事実を積み重ねていった それが政府の欺瞞を暴くことにつながった
」という発言が印象的でした
この映画は今年5月1日のtoraブログでご紹介していますので、興味のある方はそちらをご覧ください
「バイス」はアダム・マッケイ監督・脚本による2018年アメリカ映画(132分)です
1960年代半ば、酒癖の悪い青年だったチェイニー(クリスチャン・ベール)は、後の妻となる恋人リン(エイミー・アダムス)に叱責されたことをきっかけに政界への道へと進み、型破りな下院議員ドナルド・ラムズフェルド(スティーブ・カレル)の下で政治の表裏を学んでいく やがて権力の虜となり、頭角を現すチェイニーは、大統領首席補佐官、国務長官を歴任し、ジョージ・W・ブッシュ(サム・ロックウェル)政権で副大統領の座に就く
やがて2001年9月11日の忌まわしい「9.11」を迎える
チェイニーは政治経験の浅いブッシュ大統領の陰で、実質的な最高権力者の地位を確保し、イラクが「大量破壊兵器」を保持しているとでっち上げ、若い兵士をイラクに送り込んだ
「記者たち 衝撃と畏怖の真実」を観た時は、それほどチェイニー副大統領の存在を意識しなかったのですが、この映画で主人公として描かれた彼を観ると、チェイニーという人物が如何に権力志向が強く、若いブッシュをいいように操っていたかが分かります その一方で、家族を大切にする別の顔も描かれています。また、チェイニーを副大統領まで押し上げたのは妻リンの存在が大きかったのではないか、と思います
彼女自身も夫に負けない政治的な志向の強い女性でした
チェイニーを演じたクリスチャン・ベールは、役に成りきるため20キロも体重を増やし、特殊メイクをして完全な別人に変身して撮影に臨んだそうです ブッシュ大統領を演じたサム・ロックウェルと、ラムズフェルドを演じたスティーブ・カレルが、それぞれ本物に微妙に似ていて笑ってしまいました
この映画のタイトル「VICE(バイス)」は 言うまでもなく「Vice-president(副大統領)」を意味していますが、「悪徳」「不道徳」という意味もありあます その意味では、VICEほどこの映画に相応しいタイトルはないでしょう
「9.11」後のブッシュ政権の動きと、政権の嘘を暴こうと取材する新聞記者たちの動きを、それぞれの立場から観るという意味では、「記者たち」と「バイス」は続けて観ると良いと思います ギンレイホールでは9月20日(金)まで上映中です