12日(月)。昨日は午前中、インターネットのプロバイダーをOCNからソフトバンクに変更するため、新しいソフトバンクの機材と旧NTTの機材(2個)とをつなげる作業をしました 「光BBユニット接続ガイド」を見ながら作業しましたが、LANケーブルやらモジュラーケーブルやら電源アダプタやら、とにかく付属機材が多いので足元がグチャグチャです それぞれを短くまとめて、やっとのことでインターネット回線、Wi-Fi、電話回線のすべてをつなぎ終わりました 予想していたとは言え、試行錯誤のうえ2時間近くかかってしまいました それでも何とか面倒な作業が終わりスッキリしました
ということで、わが家に来てから今日で1594日目を迎え、北朝鮮は再び飛翔体を発射したが、発射の6時間前、トランプ氏は北朝鮮の金正恩委員長から8日に手紙を受け取り 同氏が米韓合同軍事演習に不満を示したのに対し「私も好きではない。演習にカネを使いたくない」と同調した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
独裁者同士で気が合うようでご同慶の至りだけど 韓国の立場はどうなるんだろ
昨日、息子が昼食に「油ソーメン」を作ってくれました ソーメンを茹でて、めんつゆ、ごま油、酢、オイスターソースで味付けして、豚肉と卵黄を載せて胡麻を振ってあります 私は生まれて初めて食べましたが、すごく美味しかったです
夕食は、「鶏のレモン焼き」と「冷やし味噌汁」を作ってくれました 冷やし味噌汁にはキュウリ、ナス、豆腐、削り節が入っています。両方とも夏らしく美味しかったです
昨日、ミューザ川崎で東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートを聴きました これは「フェスタサマーミューザ2019」の一環として開かれたコンサートです プログラムは①ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から第1幕前奏曲、②モーツアルト「フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313」、③チャイコフスキー「交響曲第6番 ロ短調 作品74 ”悲愴” 」です ②のフルート独奏は髙木綾子、指揮は東京フィル桂冠指揮者ダン・エッティンガ-です
オケは左奥にコントラバス、前に左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンという対向配置。コンマスは三浦章宏氏です
1曲目はワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から第1幕前奏曲です この楽劇はリヒャルト・ワーグナー(1813-1883)が1862年から1867年にかけて作曲した作品です 物語は実在の靴屋の親方であるマイスタージンガーのハンス・ザックスを扱い、彼の新しい民衆的芸術の理念がワルターによって実現される話です
襟の高い学ランのような黒の衣装で登場したダン・エッティンガ-の指揮で演奏に入ります 彼はタクトは使いません。使うのはアイコン タクトです 冒頭から咆哮する金管、よく歌う弦による雄大な音楽を聴いていたら、いつものオーケストラ・ピット内の東フィルのように、このまま楽劇の演奏に入ってほしいと思うほどでした エッティンガ- ✕ 東フィルといえば、2009年・2010年の新国立オペラ「トーキョーリング」(ワーグナー「ニーベルングの指環」全曲)の見事な演奏を思い出します
管楽器を中心にオケが縮小し次のモーツアルトに備えます 2曲目はモーツアルト「フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313」です この曲はウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756‐1791)が、1778年にアマチュア音楽家ドジャンの依頼により作曲したフルートのための作品の一つであると言われています 第1楽章「アレグロ・マエストーソ」、第2楽章「アダージョ・ノン・トロッポ」、第3楽章「ロンド:テンポ・ディ・メヌエット」の3楽章から成ります
白と薄紫の涼し気な衣装の高木綾子さんが颯爽と登場、さっそく演奏に入ります 第1楽章は冒頭から”天翔けるモーツアルト”です 一点の曇りもない明るく澄み切った音楽が繰り広げられます 第2楽章では、ゆったりとしたフルートの美しい音色が会場を満たします 第3楽章に入ると愉悦感に満ちたモーツアルトそのものの音楽が展開します エッティンガ-✕東フィルは軽快にソリストに寄り添っていました
満場の拍手に、高木さんはドビュッシーの「シランクス」を独特の浮遊感を漂わせて演奏、聴衆のクールダウンを図りました
プログラム後半はチャイコフスキー「交響曲第6番 ロ短調 作品74 ”悲愴” 」です この曲はピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)が1893年に作曲した最後の交響曲です
第1楽章「アダージョ~アレグロ・ノン・トロッポ」、第2楽章「アレグロ・コン・グラツィア」、第3楽章「アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ」、第4楽章「フィナーレ:アダージョ・ラメントーソ」の4楽章から成ります
エッティンガ-の指揮で演奏に入ります 冒頭の序奏部における女性ファゴット奏者の演奏はこの曲全体の雰囲気をよく表していました 第3楽章ではクラリネット、ホルン、トロンボーンの冴えた演奏、そして弦楽器による凄まじいまでの迫力のある演奏が印象的でした 第4楽章では、終盤でチェロ、コントラバスといった重低音の弦楽器が「慟哭の音楽」を表し、チャイコフスキーは死を意識しながらこの曲を完成したことを確信させました この曲は1893年10月28日にサンクトペテルブルクの帝室ロシア音楽協会の演奏会でチャイコフスキーの指揮で初演されましたが、その9日後の11月3日に彼は急死しました 定説では、生水を飲んでコレラに罹患したのが死因ということになっていますが、果たしてそれだけだろうか?と疑問を抱くような、あまりにも暗く絶望的な交響曲です
チェロとコントラバスの音がだんだん小さくなって消えていくフィナーレは、エッティンガ- ✕ 東フィルの美学が最大限に発揮された演奏でした