16日(金)。わが家に来てから今日で1598日目を迎え、トランプ米大統領は14日、景気後退の前兆とされる長短金利の逆転が起きたことに関して「ばかげている」とツイッターに投稿した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
多くのアメリカ国民はあんたが大統領であることを「ばかげている」と思っとる
昨日は息子が夕食に「カレーライス」と「生野菜とモツァレラ・チーズのサラダ」を作ってくれました 「カレーライス」は基本的にポークカレーですが、ジャガイモ、人参、シメジを煮込んである他に、カボチャ、ナス、ズッキーニ、そしてミニ チーズ ハンバーグが載っています 私にはこれほど凝ったカレーは作りません お世辞抜きで美味しかったです。料理では息子に勝てません
昨日、早稲田松竹でタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督による2006年タイ・フランス・オーストリア合作映画「世紀の光」(105分)を観ました
この作品は地方の病院が舞台となる前半と、都市の近代的な病院が舞台となる後半の2つのパートから構成されており、「記憶」と「未来」を、医師と患者の会話や恋などのエピソードを反復することで描き出しています
この作品は、タイ映画として初めてカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した「ブンミおじさんの森」で知られるアピチャッポン・ウィーラセタクン監督による長編映画です
前半と後半とは冒頭がほぼ同じ登場人物で同じようなシチュエーションで始まりますが、人物を撮る角度を変えたりして変化を持たせています その後はまったく別の話に移っていきます。仏教国タイの監督らしく、僧侶を登場させますが、若手の僧侶はスマホを駆使したりして現代的です 前半の 歯医者と若い僧侶の患者との会話で、歯医者が「君は子どもの時に死んだ弟にそっくりだ 弟の生まれ変わりだと思う 記念にこれを受け取ってくれないか」と言って、大切にしていた物を渡そうとすると、若い僧侶は「私はあなたの弟の生まれ変わりではないから受け取れない」と答えるシーンがあります このシーンなどは、「輪廻転生」といった仏教観、あるいは「記憶」や「未来」といった概念を想い起こさせます
結局、何を言いたい映画なのかがイマイチよく分からなかったのですが、とくに前半の田園風景が美しく自然描写が優れていました