24日(土)。わが家に来てから今日で1606日目を迎え、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定を破棄すると正式に日本側に通告した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
文政権の選択は北朝鮮の思う壺だ 下手をすると韓国は北朝鮮に併合されるぞ!
昨日、夕食に「ラタトゥユ」「焼肉」「冷奴」を作りました 「ラタトゥユ」は脇雅世先生のレシピですが、食材はナス、赤パプリカ、ズッキーニ、トマト、カボチャ、紫玉ねぎ、にんにく、ロリエです 調味料は塩しか使っていませんが、その塩加減が非常に難しく、今回は2度目ですが塩をちょっと入れ過ぎました 今回の失敗を次回に生かしたいと思います
9月23日(月・祝)11時半から新国立劇場オペラパレスのホワイエで開かれる「エウゲニ・オネーギン」オペラトークに参加申し込みをしました 演出のドミトリー・ベルトマン氏(司会・通訳=一柳富美子)のトークのほか、カヴァー歌手による演奏があります 料金は全自由席で1500円です
昨日、早稲田松竹で「ルイジアナ物語」と「モアナ 南海の歓喜」の2本立てを観ました
「ルイジアナ物語」はロバート・フラハティ監督・脚本による1948年アメリカ映画(モノクロ・78分)です
ルイジアナの広大な湿地に両親と住む少年アレクサンダー(ジョゼフ・ブドロー)。自然と野生動物に囲まれた彼の生活は、ある日、父親が油田掘削の許可書にサインしたことで大きく変わる アレクサンダーはほどなく始まった掘削作業に魅了されていき、作業員との和やかな交流が生まれるが、突如石油ガスの発生によるトラブルによって掘削は中止の危機に陥ってしまう。しかし、やがて作業は再開され石油が発掘される
この映画はモノクロですが、鮮明な映像に惹かれます アライグマと一緒にカヌーに乗って湿地帯を行くアレクサンダー少年の姿が頼もしく見えます 少年を演じたジョゼフ・ブロドーはオーディションで選ばれた素人とのことですが、笑顔に魅力があります アレクサンダーといつも一緒にいるアライグマは、木に登ったり、カヌーから沼に飛び込もうとしたり、泳いでカヌーを引っ張ったり、一時は沼に棲むワニに食われかかったりと、ハラハラドキドキさせながらも愛嬌があり、隠れたヒーローです
音楽はヴァージル・トムソンという人が担当していますが、演奏しているのはユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団です オーマンディ(1899-1985)はハンガリー出身のユダヤ系アメリカ人ですが、1938年からレオポルド・ストコフスキーの跡を継いでフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を42年間にわたり務めました 彼の在籍中、このオケの音は「フィラデルフィア・サウンド」「オーマンディ・サウンド」と呼ばれました 私はン十年前にこのコンビの来日公演(ブラームスの交響曲第3番ほか)を東京文化会館で聴きましたが、あまりにもゴージャス過ぎて、渋いブラームスには向かないな、と思いました それに引き換え、シベリウスの交響曲第2番のLPは最高とも思える演奏でした
「モアナ 南海の歓喜 サウンド版」はロバート・フラハティ監督・撮影による1926・1980・2014年アメリカ映画(モノクロ・78分)です
南太平洋サモア。楽園のような島で暮らす一家の長男モアナにはフィアンガセという婚約者がいた タロイモを採り、丸木舟で海に出て魚を獲る、のどかな島の暮らしがある ただお祝いの儀式だけは特別だ この日はモアナの結婚式。ほら貝の音とともに太鼓が鳴り響き、村は子供から大人まで祝祭に満ち溢れている モアナは成人男性の印であるタトゥーを施し、フィアンガセとともに歓喜の踊りを舞い、盛大な挙式が行われる
この映画は1926年に公開された時、新聞の映画評で「ドキュメンタリー」という言葉で紹介された初めてのケースとして知られています 無声だった作品に1980年、娘モニカ・フラハティ監督が現地の人々による本物の音や会話や民謡を録音し付け加えました さらに2014年に最新のデジタル技術により生まれ変わりました
モアナたちが罠を仕掛けてイノシシを捕獲するシーン、モアナの弟が岩間に隠れた大きな蟹を煙で燻し出してつかまえるシーン、フィアンガセが生の魚を食べるシーン、透き通った海でウミガメを追い回すシーンなど、モノクロとは思えないほどリアルな映像が映し出されます
今から93年前にこのような素晴らしい映画が作られたとはとても信じられません 映像だけでも訴求力があると思いますが、娘のモニカ監督が音声を付け加えたことによって映画に命が吹き込まれたように思います