13日(水)。わが家に来てから今日で1871日目を迎え、国の予算を使って首相が毎年4月に開く「桜を見る会」について、野党は安倍政権下で支出が右肩上がりになっていることや、後援会の招待枠を自民党の中で割り振っている疑いがあるなどとして、後半国会で追及を強める というニュースを見て感想を述べるモコタロです
著名な芸能人らと会食している延長線上にある話 公私混同も甚だしい 僕を呼べ
昨日の夕食は「秋刀魚の塩焼き」「カンパチの刺身」「生野菜サラダ」にしました 秋刀魚は今年日本デビューが遅れたこともあり、わが家では初サンマです 暦の上ではまだ秋、何とか「冬刀魚」と呼ばれるのを免れました お酒はもちろん日本酒の熱燗です
「第9回音楽大学フェスティバル オーケストラ」公演のチケットを取りました プログラムは①ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」、②伊福部昭「シンフォニア・タプカーラ」、③ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」です 管弦楽は上野学園大、国立音大、昭和音大、洗足学園音大、東京音大、東京藝大、東邦音大、桐朋学園、武蔵野音大、京都市藝大の選抜メンバーです 指揮は井上道義。井上の伊福部はイイですよ
昨日、神楽阪のギンレイホールで、ラース・クラウメ監督による2018年ドイツ映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」(111分)を観ました
舞台はベルリンの壁が建設される前の1956年の東ドイツ。高校に通うテオとクルトは、列車に乗って訪れた西ベルリンの映画館でハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を目の当たりにする クラスの中心的な存在である二人は、級友たちに呼びかけて授業の冒頭に2分間の黙とうを実行した それは自由を求めるハンガリー市民に共感した彼らの純粋な哀悼だったが、ソ連の影響下に置かれた東ドイツでは「社会主義国家への反逆」と看做される行為だった やがて調査に乗り出した当局から、1週間以内に首謀者を告げるよう宣告された生徒たちは、人生そのものに関わる重大な選択を迫られる 大切な仲間を密告してエリートへの階段を上がるのか、それとも信念を貫いて大学進学を諦め、労働者として生きる道を選ぶのか・・・
この作品はディートリッヒ・ガルスカが自身の実体験を綴ったノンフィクション「沈黙する教室 1956年東ドイツ ~ 自由のために国境を越えた高校生たちの真実の物語」をもとに、「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」のラース・クラウメが映画化した作品です
たった2分間 黙とうしたに過ぎないのに、教諭から校長へ、そして当局へと情報が上げられ、「国家に対する反逆行為」として追及され、誰も首謀者の名前を言わないことに対し、連帯責任としてクラス全員が放校処分になってしまいます 権力の恐ろしさを思わざるを得ません 高校生たちの親の代はナチスに苦しめられた経験があり、ナチスからハンガリーや東ドイツを救ってくれたのが共産主義大国・ソ連だという意識があるのに対し、高校生たちは、純粋に自由が欲しいと思って行動するところに世代間のギャップが現われています 放校処分となった高校生たちは、それぞれが自分自身の判断で、西側に行って試験を受けるために列車に乗ります そのシーンを観ながら、タイトルどおりその列車が「絶望」ではなく「希望」に向けて走っていくことを願って止みませんでした