27日(水)。わが家に来てから今日で1885日目を迎え、香港政府のキャリー・ラム行政長官は26日 記者会見し、政府寄りの親中派が大敗した区議会選挙の結果について、「中央政府から責任を取るよう求められていない」と述べ、続投する考えを示唆した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
本音を言えば 1日も早く辞めたいのに 中国政府が許してくれないんだと思うな
昨日は、夕食に「野菜とひき肉のドライカレー」を作りました 私の定番料理です。カレーの時はワインです
昨日、早稲田松竹でデヴィッド・ロウリー監督・脚本による2018年アメリカ映画「さらば愛しきアウトロー」(93分)を観ました
舞台は1980年代初頭のアメリカ。74歳のフォレスト・タッカー(ロバート・レッドフォード)は拳銃をチラリと見せるだけで、誰ひとり傷つけず目的を達成する銀行強盗だった 事件を担当するジョン・ハント刑事(ケイシー・アフレック)も、追いかければ追いかけるほどフォレストの生き方に魅了されていく ジュエル(シシー・スペイセク)は彼が堅気でないと知りながら 心を奪われて彼の最後の恋人になった。フォレストは2人の仲間と共に大きな銀行の金塊を収奪することを計画し、見事成功させる。しかし彼は「黄昏ギャング」と全米で大々的に報道されたことから、ついにはFBIに追い詰められる
この映画は、16回の脱獄と銀行強盗を繰り返した実在のアウトロー、フォレスト・タッカーを、名優ロバート・レッドフォードが演じた俳優として最後の作品です
ロバート・レッドフォードといえば「明日に向かって撃て」や「スティング」などにおける”青年”を思い浮かべますが、この映画に登場するレッドフォードは顔や手が皺だらけの”老人”です けれども、微笑みながら同年齢の女性を口説いたりするシーンを観ると、やっぱりレッドフォードは健在だなと思ってしまいます
しかし、驚くべきはホンモノのフォレスト・タッカーです 銀行強盗で16回も収監されたのに、そのたびに脱獄し、17回目は刑期を満了したものの、その後4回も銀行強盗を繰り返したというのですから、開いた口がふさがりません 彼の信条は「楽しく生きる」ことですが、銀行強盗は楽しくてしかたがない”生き甲斐”だったのでしょう なぜ彼がそれほど繰り返し銀行強盗が出来たかと言えば、確かに金は盗んだものの、拳銃は見せるだけで一度も発砲せず、誰も傷つけていないからだと思います レッドフォードは最後に良い作品を選びました さらば愛しきレッドフォード