18日(木)。昨日、歯に被せる金属が出来たのでコンサート前に歯科医に行ってきました 来週の水曜日にもう1本の歯の型を取るので、また行かなければなりません
治療は1本だけでいい。歯医者復活戦はいらない、と思うのですが・・・
ということで、わが家に来てから今日で2259日目を迎え、LINEがシステム開発を委託している中国の関連会社で、国内利用者の氏名・電話番号などの個人情報に現地の技術者がアクセスできる状態になっていたことが17日 分かった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
LINE利用者は国内で8600万人もいるそうだ 相手が中国だけに問題は深刻だと思う
昨日、夕食に「豚の細切れと大根の煮物」と「生野菜サラダ」を作りました レシピは「牛肉と大根の煮物」になっていましたが、なぜか豚の小間切れを買ってきてしまい(最近、時々こういうヘマをやる)、「肉には変わりないから、まあいいか
」と豚肉を使うことにしました
結果的には牛肉を使ったのと同じように美味しく、「禍を転じて福と為す」ことができました
昨日、東京芸術劇場コンサートホールで都民芸術フェスティバル参加公演「日本フィルハーモニー交響楽団」のコンサートを聴きました プログラムは①シューマン「ピアノ協奏曲イ短調作品54」、リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード作品35」です
演奏は①のピアノ独奏=伊藤恵、指揮=太田弦です
自席は1階 J 列13番、センターブロック左通路側です。会場は1列おきの座席配置によるソーシャルディスタンスを図っています 市松模様でなく、こういうやり方もあるのかと感心しました
オケの配置は、左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという並び。コンマスは木野雅之です 日本フィルを聴くのはフェスタ・サマーミューザと、この都民芸術フェスティバルくらいなので、あまり聴く機会がないのですが、管楽器を中心に平均年齢が若返っているように見えます
おそらく厳しいオーディションによりメンバーの入れ替えがあったのではないかと推測します
1曲目はシューマン「ピアノ協奏曲 イ短調 作品54」です この曲はロベルト・シューマン(1810‐1856)が1841年に第1楽章(当初「幻想曲」として作曲)を、1845年に第2、3楽章を作曲、1846年にライプツィヒで初演された作品です
第1楽章「アレグロ・アフェトゥオーソ」、第2楽章「インテルメッツォ:アンダンティーノ・グラツィオーソ」、第3楽章「アレグロ・ヴィヴァーチェ」の3楽章から成ります
白を基調としたレース状のエレガントな衣装に身を包まれた伊藤恵が指揮者・太田弦とともに入場します 太田が小柄なので、ほとんど親子共演といった雰囲気です
太田の指揮で第1楽章の演奏に入りますが、最初から伊藤は”貫禄”の演奏です
力強くもロマンあふれる演奏を展開します。カデンツァも素晴らしい
オーボエが素晴らしい演奏を披露します
第2楽章の間奏曲を経て、私の大好きな第3楽章に入ります
ロマン派のピアノ協奏曲の中で一番好きなのがシューマンのこの曲で、特に好きなのが第3楽章です
伊藤のソロと彼女を支える太田 ✕ 日本フィルの演奏を聴きながら幸せな気分に浸っていました
世界中のコンサートホールが閉鎖されている中で、目の前で大好きなシューマンのコンチェルトが聴けることがどんなに幸せなことかを噛みしめながら聴きました
プログラム後半はリムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード 作品35」です この曲はアンドレヴィッチ・リムスキー=コルサコフ(1844‐1908)が1888年に作曲、同年ペテルブルクで初演されました
第1曲「海とシンドバッドの船」、第2曲「カランダール王子の物語」、第3曲「若い王子と王女」、第4曲「バグダッドの祭り、海、青銅の騎士の立つ岩での難破、終曲」から成ります
全曲を通して聴いた感想は、何と言っても、木野雅之のヴァイオリン・ソロによる「シェエラザードのテーマ」の演奏が素晴らしい このテーマは冒頭と楽章間で演奏されますが、その時々の弾き分けが見事です
また この曲でも、第2曲「カランダール王子の物語」を中心にオーボエが素晴らしい演奏を展開していました
第3曲「若い王子と王女」では弦楽器の温かいアンサンブルが印象に残りました
最終章では、オーケストラ総力による渾身の演奏が、熱い情熱として聴衆に迫ってきました
小柄な太田弦は日本フィルからスケールの大きな音楽を引き出して聴衆を唸らせました
これからも、チャンスを生かして頑張ってほしいと思います