14日(木)。「ツイッター、マスク氏を提訴」・・昨日の日経夕刊第1面の見出しです マスクと言えば、現在でも、外ですれ違う人の99%はマスクをしています 反面、自転車に乗っている人の半数はノーマスクです 周知の通り、5月20日に後藤厚生労働大臣が新型コロナウイルスに関わるマスク着用について、「2メートル以上を目安に、周りの人との距離が確保できる場面では、屋内で会話をする場合を除いて『着用の必要はない』。室内で会話をする場合でも、十分な換気などの対策をとっていれば『外すこともできる』」と政府の見解を説明しました
この説明の背景には、暑い夏を迎えるに当たり、マスクを着用し続けると熱中症に罹る恐れがあるので、無理にマスクをしない方が良いという判断があります それでもなお、人々が外でマスクをするのはなぜか? 一つは最近再び感染拡大傾向が見えてきたことがあると思います さらに、日本人特有の「新型コロナ感染に対する普段からの慎重な態度」と「みんなが着用している中で、自分だけ外すと白い目で見られる」という「同調圧力」があるように思います 私の場合は、外に出るとマスクを外しますが、手に持って歩き、いつでも着用できるようにしています 経験から言うと、ポケットなどに入れてしまうと、ついうっかり忘れてしまい、バスに乗る時やお店に入る時にノーマスクでいることに後から気が付いてハッとすることが ままあるからです
コンサート会場や映画館ではマスク着用が”義務”のようになっています せめて外ではノーマスクで歩きたいと思います マスク氏のように提訴されることはないでしょう
ということで、わが家に来てから今日で2741日目を迎え、10日投開票の参院選で「暴露系ユーチューバー」として動画投稿サイトで活動するガーシー(本名・東谷義和)氏がNHK党の比例区で初当選したが、朝日新聞の取材に対し「帰国すれば詐欺容疑などで警察に逮捕されたり、『暴露』に対する報復で身に危険が及んだりするリスクがある。いま(ドバイから)帰るのは正直怖い。様子をみながらと思っている」と答え、国会に出席するか不確実な状況であるとした というニュースを見て感想を述べるモコタロです
政党交付金が欲しいという立花党首に利用されただけ 国民をなめるな! 国会に出ろ
昨日、夕食に「豚の生姜焼き」「冷奴」「長ネギの味噌汁」を作りました 生姜焼きは野菜サラダを別にしないで、ワンプレートに乗せて洗い物を少なくしました
新保裕一著「おまえの罪を自白しろ」(文春文庫)を読み終わりました 新保裕一は1961年東京都生まれ。1991年「連鎖」で第37回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー 96年「ホワイトアウト」で第17回吉川英治文学賞を受賞したのをはじめ受賞歴多数
衆議院議員・宇田清治郎の孫娘・柚葉が誘拐された。犯人からの要求は「記者会見を開いて、過去のすべての罪を自白せよ」という前代未聞の内容だった 清治郎の次男で秘書を務める晧司は、父と幼い姪を救うため奔走する 総理官邸や警察組織との入り乱れる思惑や、姪の命のタイムリミットが迫る中、政治家一家・宇田家の命運を背負った晧司は独特の推理を働かせ、真相の究明と姪の救出に邁進する
政治家同士の裏での取引など話としては面白かったのですが、今まで登場していなかった真犯人が急に登場してきて、「実はこういう理由で大物政治家の孫を誘拐し、記者会見で罪を告白するように要求したのでした」と言われても、肩透かしを食らったような気分です 宇田晧司の政治家秘書としての成長譚と読めなくもないですが、はっきり言って、プロットがイージーだと思います 巻末の「解説」を新保博久氏(著者と縁戚関係があるのか?)が書いていますが、一般的な「犯罪小説」の解説を延々と書いていて、肝心の「おまえの罪を自白しろ」についてはほとんど触れていません 理由は分かるような気がします 本文だけで372ページですが、それだけのボリュームが必要だったのか、極めて疑問です 残念ながら本書はあまりお薦めできません 次作に期待したいと思います