人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

スティーブン・スピルバーグ監督「ウエスト・サイド・ストーリー」を観る ~ バーンスタインのジャジーな音楽と洗練されたダンスで彩る楽しいミュージカル:早稲田松竹

2022年07月21日 07時18分12秒 | 日記

21日(木)。昨日、午前中に近くのクリニックで「特定健診」(健康診断)を受けてきました 血液採取、胸部レントゲン、心電図など一通り検査をして、別のクリニックで眼底検査を受けました 血圧が高めでしたが、薬を飲むほどではないとのことで、安心しました あと 悪いのは頭だけか

ということで、わが家に来てから今日で2748日目を迎え、米司法省は19日、北朝鮮のサイバー攻撃グループが米中西部カンザス州などの病院から身代金として受け取ったり、その資金洗浄に使ったりしていた仮装通貨(暗号資産)計約50万ドル(約6900万円)相当を押収したと発表した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     他国から強奪した資金は 金正恩と政権幹部にしか回っていない どんどん取り戻せ

 

         

 

昨日、夕食に大学時代の友人S君が送ってくれた「赤魚を塩焼き」にして、「里芋の煮っころがし」「冷奴」「生野菜サラダ」「もやしの味噌汁」を作りました 「里芋の煮っころがし」は、前回味がよく浸み込んでいなかったので、煮た後たっぷり時間をおいたのでよく浸み込んで美味しかったです

 

     

 

         

 

早稲田松竹でスティーブン・スピルバーグ監督による2021年製作アメリカ映画「ウエスト・サイド・ストーリー」(157分)を観ました

本作は、スピルバーグ監督が、1961年に映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」を再び映画化したものです

物語の舞台は1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求めて世界中から多くの移民が集まっていた 社会の分断の中で差別や貧困に直面した若者たちは同胞の仲間と集団を作り、各グループは対立し合っていた 特にポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」は激しく対立していた そんな中、ジェッツの元リーダーであるトニー(アンセル・エルゴート)は、シャークスのリーダーの妹マリア(レイチェル・セグラー)と出会い運命的な恋に落ちる 二人の禁断の愛は、多くの人々の運命を変えていく

 

     

 

レナード・バーンスタイン(作曲)とスティーブン・ソンドハイム(作詞)による数々のミュージカル・ナンバーが、ダイナミックで洗練されたダンスとともに歌われます 「トゥナイト」「アメリカ」「クール」「マンボ」「チャチャ」・・・。指揮をとるのはパリ・オペラ座音楽監督のグスターボ・ドゥダメルです

マリア役のレイチェル・セグラーは、約3万人ものオーディションから選ばれたというだけあって、歌も踊りも演技も素晴らしい

言うまでもなく「ウエスト・サイド・ストーリー」はシェイクスピアの戯曲「ロメオとジュリエット」をモチーフにした物語ですが、スピルバーグ監督はなぜ今、映画化しようと思ったのか?  しかも一度映画化されている作品を

本作は、1950年代のポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」、さらに彼らを取り締まる白人警官という、人種により分断された世界を描いています それから70年経った現代のアメリカで差別は解消されたのか? 解消されたどころか、トランプ前大統領の移民排斥政策によってますます人種による分断が深まったのではないか

スピルバーグ監督は次のようなメッセージを表明しています

「『異なる立場』の者同士は、手をとりあうことができるのか? この物語は、現代を生きる我々へのメッセージが込められた人間賛歌です」

本作は2022年、第94回アカデミー賞で、作品賞、監督賞ほか計7部門にノミネートされ、アニータ役を演じたアリアナ・デボースが助演女優賞を受賞しました 難しいこと抜きで、歌とダンスだけでも楽しめる映画です

 

     

コメント
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