映画 ペイルライダー

2024年11月25日 09時44分34秒 | 社会・文化・政治・経済

11月25日午前6時からCSテレビのザ・シネマで観た。

鉱山主に牛耳られているカリフォルニアのある町。
そこに、鉱山主に抵抗する一家があった。
顔役の圧力が増大する中、この町に一人の男が現れる。
プリーチャーと呼ばれたその男は、一家を助けて、顔役の支配から町を解放しようとするが......。
クリント・イーストウッドが三役をこなして、往年の西部劇を復活させた作品。
 

出演者

クリント・イーストウッド

マイケル・モリアーティ

キャリー・スノッドグレス

シドニー・ペニー

リチャード・キール

クリス・ペン

リチャード・ダイサート

 
気楼のごとく現れ村を救うガンマンの正体は…。

流れ者のガンマンと思っていた男は、牧師だった。

人々を勇気付ける存在となり、最後なガンマンに戻り、悪徳保安官と7人の保安官助手らと銃撃戦となる。

そして、去って行く。 

 15歳の少女と母親、そして母親を愛さする男がリーダーシップを発揮する。

金の発掘が願いであり、命運を暗示する。

 イーストウッド製作・監督・主演の正統派西部劇
解説

クリント・イーストウッドが製作・監督・主演の3役を務める西部劇。

弱き村人を虐げる悪徳鉱山会社と一匹狼の対決を描く。ちなみに“ペイルライダー”とは、ヨハネ黙示録に出てくる青白い馬に乗った騎士のこと。

ストーリー

カリフォルニアのとある峡谷。ここで細々と砂金を採取している小さな村に目を付けたのが鉱山会社を経営するラフッド一家。

ラフッド一家は峡谷を手に入れるべく手下をけしかけ村民に嫌がらせを行っていた。

村に住んでいるサラと娘のメーガンも嫌がらせの被害に遭い、メーガンは愛犬を殺されてしまう。

犬の墓前で神に救いを求めるメーガン。

するとその祈りに応えるかのように、どこからともなく一人の流れ者が現れ…。

1880年頃のカリフォルニア州

カーボン峡谷と呼ばれる谷あいの村と付近の町で、金採掘の権利を巡る小競り合いが繰り返されていた。大掛かりで強引な水力採掘の手法をとり、町を興した名士コイ・ラフッドがカーボン峡谷に新たな狙いを定め、採掘権を持って細々と採掘する村人たちに嫌がらせを行っていた。間もなく冬を迎えるある日のこと、村人のリーダー格ハルが町へ買い出しに出るが、いつものようにラフッド一味の4人にからまれ、丸腰のまま暴行を受ける。ところが、その場に現れた流れ者の男に、4人はあっという間に叩きのめされる。

ハルはお礼にと男を村の自宅に客として招き入れ、婚約者サラとその娘ミーガンを紹介するが、彼の背中には6つの銃痕があった。

サラはかつて夫に蒸発され男性不信になっていたが、カラーをつけて牧師の扮装で現れた男に警戒を解き、ミーガンは救けを求める自分の祈りに現れてくれたと慕い寄る。

一方、町での騒動を聞いたラフッドの息子ジョシュは、牧師を追い出そうと大男クラブを連れて村へ乗り込んでいくが、あえなく牧師に撃退される。強さを兼ね備えた牧師を身近に得て、迫害に屈しかけていた村人たちは再び団結していく。牧師の頼もしさにミーガンは恋心を抱くようになるが、彼はミーガンの気持ちに距離を置く。

ラフッドは自分の持つ鉱脈も枯れて政治家から水力採掘も禁止されそうな状況に焦り、牧師を取り込むことや金を払うことで村人を立ち去らせようと目論む。しかし、そのどちらも成功しなかったために、ラフッドは最終手段として、金で動く冷酷な保安官ストックバーンとその凄腕の部下たちを雇う。

町に現れたストックバーンは、牧師の人相をラフッドから聞くと不安そうに「おかしい。奴は死んだはずだ」と呟く。

村人たちは買収にも応じずに頑張り続けたが、金塊を掘り当てたスパイダーが町に出てラフッドに挑戦的な態度を見せ、見せしめとしてストックバーンたちに射殺される。ストックバーンはスパイダーの息子たちに、牧師に町に来るように伝える。

話を聞いた牧師は、引き留めようとするサラと別れを交わし、翌朝村を出ようとするが、ハルが同行を申し出て、二人でラフッドの金鉱を爆破しに向かう。

牧師はジョシュに撃たれそうになるが、寸前でクラブに助けられ、金鉱の爆破に成功する。

しかし、牧師はハルの馬を逃がして一人でストックバーンとの決着を付けるために町に向かう。町に到着した牧師は、ラフッドの部下たちを叩き出し、ストックバーンの部下を全員射殺する。

ストックバーンは牧師と決着を付けようとするが、牧師に敗北して射殺される。

その隙を突いてラフッドが牧師を狙うが、徒歩で町に辿り着いたハルに射殺される。

牧師はハルと別れて町を出て行き、彼と別れを交わそうと町に到着したミーガンは、牧師が去った山に向かい感謝の言葉を叫ぶ。

 

 

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