▼米トランプ次期大統領は、自身に批判的なメディアの情報をよく、「フェイクニュース」(偽情報)と断じる。
この言葉は、その情報が間違っていると主張するためでなく、「やつらの言うことを信じるな!」という命令や勧告として使われている。
ネット上には真偽不明な情報も多い。
山田圭一・千葉大学の近著「フェイクニュースを哲学する」では、結論を急ぎすぎないことだという。
入手した情報が「正しい」という思い込みをいったん取り去ると、それが本当に妥当か吟味する余地が生まれ、「自分の考えをさらに先へと進めていくことができる」と指摘している。
▼政治離れする若者たち、そのためには当事者である若者の声を、これまで以上に聴く取り組みが必要だ。
若者と共に政策を考え、政治を動かしていくことだ。
▼人口の半分は女性。
政治分野においても、男性を中心とした政策決定でなく、男女共に意見を出し合い意思決定することが、その政策の質を高めることにつながるはずだ。
▼国内外の複雑な諸情勢のなか、多くの人々が将来に不安を感じている。
誰一人取り残さない政治を実現し、誰もが自分らしく輝き、希望を持てる社会を実現するためのビジョンを示すことが政治に求められている。
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