峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

ムクゲ(木槿)

2013年07月25日 | 園芸
ここのところムクゲが次々に咲いている。3年前に買ってきて鉢植えにしていた。小さく貧弱な花しか付けないので今年、地植えにしたら立派な花が咲くようになった。だから、樹高は40cmくらいしかない。



昔、これと同じ白地に赤のムクゲを植えていた。2mくらいの樹になっていた。それがいつの間にか単なる白一色の花になってしまった。樹勢もメチャメチャ旺盛でうっとおしかったので切ってしまった。

ところが5mくらい離れたブロック塀の際から同じ白花のムクゲが生えてきた。種からの「実生(みしょう)」か根からの「ひこばえ(孫生え)」か分からないが、1mくらいの高さになっている。しかし白花は死に装束みたいで、いまいち好きになれないんだなあ(--;)



売っているムクゲは冒頭のような白地に赤が多いようで、調べてみると、宗丹(ソウタン)という品種らしい。千利休の孫である千宗旦(せんそうたん)が好んだことから、「宗丹木槿(ソウタンムクゲ)」というのだそうだ。

やはり茶花として使うなら白一色より、こちらの方がいい。白地に赤というと日の丸みたいとも思っていたら、この赤の比率が高いもの?を「日の丸ムクゲ」というらしい。「宗丹木槿(ソウタンムクゲ)」と区別がつかない。

岐阜公園には白地ではなく桃色地に赤のムクゲがある。白地の色変わりであろうか?他には八重咲きのものもあるそうだ。



ムクゲはアオイ科の落葉低木。花期は7-10月。花の大きさは10-18cmほど。朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、2-3日くらい咲く。

昔うちにもあったハイビスカスの花がムクゲみたいだと思ったら、やはりアオイ科だそうで、ほかにも芙蓉(フヨウ)とかタチアオイオクラ(゚o゚)などが仲間に当たるそうだ。

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コメント (2)
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