キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

結婚生活、共同生活がうまくいく考え方

2009年08月28日 | ☆自分のために書く話
「僕が7年弱の結婚生活で学んだ、とても大切なこと」

http://blog.livedoor.jp/kigyouhoumu/archives/52002635.html

ある方のブログで、見かけました。
とてもよいことが書いてあると思いました。


詳しくは上のリンクを読んでいただければと思いますが、
「フェア」であること(平等であること)を求めると、ひずみが生じるという内容です。


私の知人に最近恋人と共同生活を始めた女性がいるのですが、家事の分担が原因でよく彼とケンカになるようで、ときどき愚痴を聞きます。
まぁ、はたから見ている分にはケンカも微笑ましいのですが、本人はしんどそう。

何か解決方法を示してあげられればいいのですが、なかなかうまく言葉にできません。
この文章はすごくうまくまとめられていて、コレダ!と思いました。



戦後の教育のせいなのか、男女平等だとかいったイデオロギーに振り回されてる人が多いと思います。
確かに女性の参政権だとか、就職や教育の機会などは平等にする必要があることだったと思いますが、それが拡大解釈されて「全ての人間は、すべての事柄について平等」というわけの分からない幻想にまで発展した結果、様々な弊害が生じていると感じます。
私自身も、そうでした。
かなりの期間その幻想に取り付かれていました。
(結構重症だったと思います)


人間の付き合いに「平等」なんてありえない。
と悟ってしまえば、ぐっと楽になります。






家事は生活です。
二人生活だからといって「平等に!」にする必要はないのです。
一人暮らしのようにすればいいのではないかと思います。


経験なくてイメージ湧かない?
一人で暮らしていたらどうするか、ざっと想像してみて下さい。
働いて収入を得ることはもちろん、料理も掃除も洗濯もゴミ出しも、全て自分でやりますよね。
普通に。
そしてそのことに疑問なんか持たないですよね。



二人暮しの場合、仕事量が増える場合もありますが、やってもらえることも増えます。

私の場合で言うと・・・

 ●ごきぶりなどが出たときにタイジしてもらえる(昨夜1年ぶりに出たの・・・)
 ●自分が作らなくてもご飯ができている
 ●病気のときに看病してもらえる
 ●買い物してきてもらえる
 ●自分が掃除しないのに家がきれいになっている

                      などなど。



そうそう、これは学生時代に先輩にきいた話ですが・・・。

学生時代、家賃節約のためにルームシェアする人も多く、私も3年近く、友人と二人暮ししました。
まだ寮の一人部屋に住んでいた頃、ルームシェアしている男性の先輩に「二人暮しでうまくいくコツは何ですか?掃除や料理も交代でするですか?」と質問したところ、「交代でなんてしないよ。掃除は、きたないな~掃除しなきゃ!と思った方がするんだよ。だから、キレイ好きのオレばかり掃除することになるけど。相方は掃除する必要性を感じてないんだからそれでいいんだよ。料理も食べたい方が作ってるよ」

そうか~!
当時「平等主義」にどっぷりつかっていた私には、「目からウロコ」な言葉でした。
でもその言葉を胸に、友人との共同生活を楽しみ、就職してからも会社の人と数年にわたってルームシェア生活しました。
一人暮らしも長かったですけどね。


で、その後結婚の際にも、一人暮らしだった頃の生活パターンをほとんど変えませんでした。
自炊の頻度も、掃除の頻度も。

もちろん、相手の影響で変わったこともあります。
料理のレパートリーが増えたり(結婚前はほとんど料理したことなかった)
洗濯を毎日するようになったり(これは物理的に量が多いから)、など。

お金の使い方についてだけは、貯金をするために無理に変えようとした時もありました。
「平等主義の幻想」に洗脳されていた頭は簡単には切り替わりません。
でも結局無理なことはは長続きしませんでした。




今は、かなり「平等主義」から自由になり、
いい加減でラクチンな生活をしています。
夫は、もともと「平等」を幻想だとわかっている人です。




「僕が7年弱の結婚生活で学んだ、とても大切なこと」 には、
「平等主義からの解放」とともに、もう一つとても大事なテーマが書かれています。(読めば分かりますが)
むしろそっちが重要かな。
そのことについてもまた機会があったら書きたいと思います。

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