11月 8日(土)午前10時 示現流の剣士たちが笠間稲荷神社 社頭に勢ぞろい。
「何事ならん!」と、野次馬根性丸出しで駆けつけました。
「示現流は薩摩ではないの?」
でも、調べてみると、茨城県笠間にもその源流があったのです。
笠間藩は、江戸に近く比較的小領地で、譜代大名が短期間に何度も交替していましたが、延享4(1747年)牧野氏が日向延岡から8万石で転封してからは、明治までその統治が続きます。
牧野氏の延岡時代に、薩摩の示現流を学んだ家臣が笠間に広め、当地に根づいたのです。
演武が始まりました。
筒状に巻いた茣蓙を真剣で次ぎ次ぎに切っていきます。
次は、木刀による立ち合い。
今度は真剣。
剣士もギャラリーも真剣に見守ります。
城下町笠間の面目躍如です。