2月13日、木曜日の中級ラス教室です。
今日はお店を開ける時間から津田沼店におりました。
生徒さんは5人です。
指導対局は飛車香落ち1局と四枚落ち1局、六枚落ち3局です。
中級クラス教室で二枚落ちがないのは珍しいです。
飛車香落ちは▲1八飛で一歩を切って▲4八飛から腰掛け銀に組む定跡通りでした。
ただ▲6八金直でなく、▲6八銀の形でした。
中盤戦は難しかったですが、終盤うまく指されました。
四枚落ちは棒銀の定跡通りでした。
6枚落ちは3局とも▲6六角からの9筋攻めで、みんな早い寄せでした。
大盤解説前のあいさつでは渡辺明杯子ども大会は4月29日(祝日)に行われることを伝えました。また渡辺三冠が名人戦の挑戦者になり、叡王戦も挑戦者決定戦で先勝して活躍していることを話しました。
大盤解説は40ページからで、レッスン8のポイントの後半です。
テーマは居飛車対振り飛車で、居飛車が振り飛車より堅い囲いにする展開です。
前回は天守閣美濃から四枚美濃に組む指し方で、今回は居飛車穴熊です。
テキストでは居飛車穴熊は囲いに手数がかかり難しいところがありますが実戦的には玉が堅い居飛車が勝ちやすい話もしました。
次回は42ページからで、レッスン9のポイントに入ります。
次回からは相居飛車がテーマとなります。
棋士 所司和晴