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世界の多くの国や良識をもった多くの人々の反対の声に背を向け、突入したイラク戦争。その不条理な戦争に巻き込まれ苦しんでいるイラクの子どもたちに人間としての愛を届けるボランティア活動をしていた高遠菜穂子さん。その高遠菜穂子さんらが人質になったとき、“自己責任”の名の下につきはなした小泉首相、それに追随して非難の世論を作ったマスコミ。さらにその尻馬にのってバッシングの声を浴びせ続けた人々。あのとき、私の心は凍てついてしまいました。
と、同時に高遠さんらを守ろうと大学教授をはじめ多くの方が立ち上がり、ネットでの署名をはじめ、物心両面にわたって支援をされたことに大きな希望を感じました。私もわずかですがその仲間に加えさせていただきました。
その高遠さんらの「事件」をヒントした映画「バッシング」が6月3日から渋谷のシアター・イージーフォーラムで上映がはじまります。この映画を見て、もう一度、人間として生きることを考えてきたいと思っています。
ご興味がおありでしたら、
戦争と平和 それでもイラク人を嫌いになれない |
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