「ブログ村ランキング」の応援クリックをお願いします
お願いいたします。
あす2月11日(月・祝)午前10時30分~11時25分、テレビ朝日で、「失くした二つのリンゴ~日本と中国のはざまで 長谷川テルが遺したもの~」が放送されます。
この長谷川テルってだれ? 私もこのテレビ番組の紹介記事を知人に教えていただくまで知りませんでした。
こういう方の名前と業績こそ、日本人として後世に伝えていくことが大切なんだと思い、ここに紹介させていただきます。
あす、この時間にテレビが観られないので録画予約をしておかないと。
【長谷川テル】(1912~1947)
中国では教科書にも登場する著名な「国際主義戦士」「革命烈士」で、革命記念館に紹介コーナーが設けられたり、絵葉書になったり京劇の主人公として描かれたり、中国・中央電視台が戦後60年特集で製作した番組のテーマに取り上げられるなど、歴史的人物として扱われています。
一方日本では、時代に抗ったことで「売国奴」「非国民」のレッテルを貼られます。今もほとんど知られていない、埋もれた存在なのです。
日中戦争前夜、自らの意思で中国に渡り平和活動に身を投じた国際エスペランティストで、日本の「中国侵略」をペンで鋭く世界に報道するとともに、戦争を止めるよう中国戦線の日本兵に向けてラジオ放送で訴えかけました。
当時の都新聞に「嬌声の売国奴」と名指しで報道されましたが、「お望みとあれば、どうぞ私を売国奴と呼んでくださっても結構です。私はこれっぽっちもおそれはしません。むしろ、私は他民族の国土を侵略するばかりか、なんの罪もない無力な難民の上に、この世の地獄を現出させて平然としている人々と同じ民族の一人であることを恥とします。ほんとうの愛国主義は、人類の進化とけっして対立するものではありません」と毅然と語りかけました。
その強さ、烈しさの反面、素顔は繊細で、文学や音楽、小さな日常の営み、そして祖国日本を愛する心豊かな女性でした。志半ば34歳で亡くなります。60年前の1月10日、二人の幼い子供と夫、そして日本の家族と祖国の将来に思いを残してのことでした。
←日本ブログ村のランキングに挑戦中! クリックしていただけるとうれしいです。
現瞬間も7位です。さて、みなさんがご覧になられている今は何位でしょうか?