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お願いいたします。
3月議会での到達点は、小学1年生と2年生は引きつづき35人以下の少人数学級のクラス編成を行い、昨年度2年生で少人数学級を行っていた学校では、今年度の3年生では40人以下学級の編成に戻り、突然クラスの人数が大幅に増えるので、非常勤の先生を市費で新たに雇って少人数授業を行う、というものでした。この内容は、12月議会で私が最低限これだけは、と要請したことなので大いに評価できることです。
3年生で少人数学級にならなかったのは、これまで神奈川県が小学1・2年生以外では少人数学級を行うことを認めていなかったことが大きな要因でした(中学校は1年生のみ)。
ところが、今年の2月に、県は、すべての義務教育で35人以下の学級編成を行ってもよい、と方針を変えたため(しかし、県ではこのための予算措置は1円もしないというひどい方針)、この利点を生かして、土棚小学校では、新3年生で、天台小学校では4年生で、綾北小学校では6年生で、それぞれ35人以下の少人数学級を行うことにしたとのことです。しかし、この3年生以上での実践では、1・2年生のときは市から非常勤の先生が加配されていたのに、それがないとのことで、学校では少ない先生の数で全体を運営していかなければならないという事態になっています。
これまで、少人数学級を進める壁が二つありました。一つは、県が認めないこと、二つは、財政の負担でした。今回、このうちの第一の壁がなくなりましたので、今後、(1)県や国が財政的な責任をしっかりとはたすように働きかけ、正規の先生の数を増やす。(2)3年生以上の実践の場合でも、1・2年生と同じように、非常勤の先生を加配する。などの取り組みが重要になってきます。
また、中学校での少人数学級は、お隣の海老名市が今年から開始したので、その成果をよく研究し、綾瀬市でも早期に実現させていきたいと思っています。
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