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7月13日、神奈川県横須賀市のヴェルニー公園で「原子力空母の配備を許すな」の全国大集会が開かれました。約30000人もの参加で大成功。
この集会で日本共産党の志位和夫委員長があいさつをし、原子力空母母港化の「4つの危険」を指摘しました。
【1】核事故の危険
365日、24時間、波と振動にさらされている。
首都圏3000万人が暮らす人口密集地におかれる。
軍事機密という厚いベールにおおわれている。
深刻な火災事故で「安全神話」は粉々にくずれさった。
【2】「殴り込み」機能の強化
燃料補給の心配なしに、いつでもどこにでも出撃できる強大な能力。
これまでよりも艦載機も増え、積み込める武器、弾薬は1.8倍。
この空母はアフガン、イラクで17000回に及ぶ攻撃飛行。
無辜の市民、女性、子どもを無差別爆撃した血塗られた空母。
【3】基地の恒久化
「(配備は)おおむね3年」「新たな施設の建設は求めない」「空母艦載機の離着陸訓練はしない」という3つの約束をみんな反故にし35年間居すわり続けた。
そのうえ寿命が50年という最新鋭の原子力空母の母港化を許せば、海外で唯一の空母の母港という異常事態が固定化され、永久化される。
【4】米軍犯罪の拡大
横須賀では3年連続で米兵による殺人事件。
基地外に居住する米兵の犯罪も大問題に。その数が増える。
横須賀市民の7割が反対している、原子力空母の母港化。なんとしてもやめさせたい。
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集会アピール
全国のみなさん
私たちは、アメリカ原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀基地配備に反対し、全国から集まりました。首都東京の玄関口・横須賀基地に原子炉2基を持つ巨大空母を配備するなど、世界に例をみない危険な計画です。しかも火災事故を起こしたにもかかわらず、政府がまともな原因究明もしないまま、配備を認めようとしていることに、強く抗議します。
そもそも原子力空母の配備は、日本を守るためのものではありません、イラク戦争でも見られたように、日本をアメリカの世界に向けた先制攻撃の一大拠点基地としていっそう強化する計画です。
原子力空母の配備には、何の道理もありません、だからこそ、横須賀市民の住民投票を求める願いを踏みにじって、市民の声も聞かないまま、押しつけようとしているのです。
被爆国民として、憲法9条を持つ国民として、原子力空母の配備を絶対に許せません。
この原子力空母の配備は、米軍基地再編・強化の計画の中心のひとつであり、横須賀基地を強化・恒久化するとともに、岩国への艦載機移転押しつけの元凶でもあります。相次ぐ凶暴な米兵犯罪、事件・事故はもうごめんです。後期高齢者医療制度など国民には冷酷に負担を押しつけながら、思いやり予算や3兆円もの米軍再編計画の負担など、アメリカ言いなりの政治にはもう我慢ができません。全国各地のたたかいによって、日米両政府は思惑通り計画を進められない状況に追い込まれています。沖縄、岩国、座間、横須賀、横田をはじめ全国各地でたたかう人々が連帯し、こころと力をひとつにして、原子力空母の配備を許さず、米軍基地の再編・強化を打ち破ろうではありませんか。 きょうの集会の成功を新たな出発点に、「戦争する国づくり」を阻止する巨体な非核・平和の流れをいっそう大きくし、平和な世界へ前進しましょう。
2008年7月13日
原子力空母の配備を許すな!米軍基地再編・強化反対!7・13全国第集会in横須賀