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お願いいたします。
1月24日、厚木基地や自衛隊の問題で市内の平和団体などと市の幹部との懇談が2件ありました。そのどちらにも私も同席させていただきました。
最初の懇談は、綾瀬市平和委員会、憲法九条あやせの会、新日本婦人の会綾瀬支部の3団体が、連名で「自衛隊員募集事務の協力において住民基本台帳の紙媒体、電子媒体での名簿提供は行わないよう求めることについて(申入書)」を綾瀬市の幹部に手渡し、懇談となりました。
この問題では、自民党公認の市議(新政会)が12月の一般質問で自衛隊にデータなどで名簿の提供を行うことを求めるなどの動きもあり、また実際に電子データなどで若者の名簿を提供する自治体もあることから、今回の申し入れとなったようです。
その申入書は別に載せるようにしますが、市は住民基本台帳制度に基づいて閲覧のみで対応するということを確認いたしました。
次に、神奈川県平和委員会の理事長と綾瀬市平和委員会の会長が恒例の新春の表敬訪問として市と懇談を行い、厚木基地の騒音が艦載機の岩国移駐後も自衛隊のP3-CやP-1などの哨戒機やヘリコプターの騒音も、他市から来た人が驚くレベルであることなど、率直な話し合いが行われました。
また、厚木基地がオスプレイの修理拠点にされてしまうのではないかという懸念も話題となりました。
1月26日の「文化財防火デー」を前に、昨日(1月24日)小園子之社で消火訓練が行われ、私も参加させていただきました。
「文化財防火デー」は、1949年1月26日早朝、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂で火災が発生し、堂内の壁画の大半が焼損したことや、2月には愛媛県の松山城の筒井門等3棟が、6月には北海道の松前城の天守等2棟が焼失するなど半年の間に3件の国宝が火災に遭ったことで、火災などの災害から文化財を保護する必要性について議論が高まり、1955年に「文化財防火デー」と定められたとのことです。
文化財の火災と言えば、昨年の首里城の火災が記憶に新しく、こうしたことを繰り返していけないと思いながら訓練を見守りました。
小園子之社の本殿は1861年の再建で、市の有形民俗文化財に指定されています。また、拝殿の中には、1826年に奉納された絵馬をはじめ、市の文化財に指定された絵馬や額が多数保存されています。
江戸時代から200年近くにもなるこれらの文化財を後世に伝えていくことも、私たちの大切な仕事ですね。
火災を起こさないよう、万全の注意を払っていきましょう!