8月23日、「安倍元首相の国葬に反対し、弔意の強制を行わないよう求める申し入れ」を、日本共産党綾瀬市議団(上田博之・松本春男)と松本春男市議からバトンタッチをする予定の福田くみ子の3名で行い、古塩市長と袴田教育長とそれぞれ懇談をいたしました。
古塩市長とは、国葬が国民主権のもと良心の自由や思想信条の自由を謳った現憲法の精神と相いれないという点で意見が一致しました。
また古塩市長は、岸田内閣の支持率が急落する中、国葬において弔意の強制を行えば更なる支持率の低下が起きかねないので、弔旗や黙とうなどの要請はないのではないかとの、見通しを示されました。しかし、国や県からの要請があったときにどう対応するか、それはまだわからない、ということでした。
私たちは、安倍氏が死亡した直後に、市役所で半旗を掲げなかった数少ない自治体の長としての意思を貫いていただきたいと、要請をいたしました。
その後、袴田教育長とも懇談をし、学校現場で事実上の強制が起きないよう強く要請をいたしました。
教育長は、教育の現場に政治が入り込むことを基本的に認めないという気持ちをお持ちのようで、自身としては弔意を強制する意思はまったくないようでした。しかし、上からの指示や要請があったときにどうするか、独自の判断を下せるのかどうか、そこはその時にならないとわからない、という雰囲気でした。
今後も、折を見て懇談を重ね、悪しき前例を作らないように、私たちにできることを行っていきます。
どうぞ、みなさんも声をいろいろなところで上げてください。
ネット署名「安倍元首相の「国葬」中止を求めます」もありますので、こちらもぜひご協力ください。よろしくお願いいたします。