10月23日の私のブログで、「■国が基準見直しへ! 綾瀬市でも原子力空母などの核事故を想定した避難計画を策定することになるだろう」との記事を発信しましたが、どうやらそうはならないようです。
11月8日付のしんぶん「赤旗」によると、米海軍横須賀基地に配備されている空母や潜水艦などの原子力艦で放射能事故が起きた際の避難判断基準などを定めている国の「災害対策マニュアル」が改訂されることになりましたが、その内容は、周辺住民が避難や屋内退避を始める放射線量を現行の100マイクロシーベルト以上から5マイクロシーベルト以上へ引き下げ、厳格化するということだけのようなのです。
この改定自体は、避難基準の放射線量を原発と同じにするということで、当たり前な必要な改定です。
しかし、原発では即時避難区域を5キロメートル圏内としているのに対し原子力艦船では1キロ圏内とし、また、防護準備区域も原発は30キロ圏内としているのに対し原子力艦船では3キロ圏内を屋内退避としているだけなのですが、ここはなんと改定されないようなのです。(11月6日に開かれた政府のマニュアル検討作業委員会の初会合での議論による)
ここもまずは原発と同じ基準にしなければおかしいのです!!
抗議の声をここでも上げていかなければなりませんね!!!