6月議会で値上げが賛成多数で決められてしまいました。反対したのは共産党の2名と無会派の1名のみでした。
綾瀬市は下水道料金を4年前に10%もの値上げを行い、今年10月から8%を値上げするとし、さらに5年後をめどに更なる値上げを示唆しています。
私たちの反対理由は以下の3点です。
①「下水道料金は独立採算制が原則」としていますが、下水を浄化することは、個々の市民の受益であるだけでなく、地球環境を守る、というすこぶる公共的な要請です。自治体として人類的要請に応えるためには、一般会計の予算(税金)からの一定の支援が必要です。
市は「受益者負担」といいますが、公共下水道利用人口が95%にもなっている現在には通用しない考え方です。
②諸物価値上がりのなかで特に厳しい影響を受ける経済的に困難な世帯への支援に思いがいたっていないことです。非課税世帯などにたいする減免制度の創設を求めました。
③コロナ禍のなかで市民が疲弊している今行うのか、ということです。100歩譲っても、いまではないだろう、と考えています。
でも
日本共産党の提案がいかされ
値上げは6カ月間ストップに
実質値上げは4月から
私たちは昨年5月と10月に物価高騰に対する「全市民の負担軽減策として、市が徴収している住宅の下水道料金の大幅な減免を行うこと」を市に申し入れました。これはすべての市民が支援の対象になる画期的な提案だと自負していたので、それが今回採用されたことはうれしいのですが、値上げとセットとは残念すぎます・・・。