長野県松本市では、食品の放射線基準値を独自に設定し、市民の命と健康を守ろうとしています。素晴らしいことです。
食品を対象にした国の暫定基準値は1キロ当たり500ベクレルという世界が驚く数値です。しかし、松本市教育委員会は、チェルノブイリ原発事故の汚染地となったウクライナの基準である1キロ当たり40ベクレルを採用しました。
松本市に電話をしてお話をお伺いしたところ、10月3日から市内4カ所の学校給食センターで、給食用食材の放射性物質の測定を始めたそうです。当面の間、汚染が懸念される地域(これまでに出荷停止になった地域)の農作物を対象に毎日測定しています。県内産の食材が80%ということで、検査する食材はそんなに多くはないそうですが、これから冬になると県外産が増えるので、市民も喜んでいるそうです。
松本市のお話をもとに、調べたところ、日立アロカメディカル株式会社の「シンチレーションサーベイメータ TCS-172B」が厚労省の推奨する基準に当てはまる機種としてあることがわかりました。おおよそ56万円だそうです。この機種は、野菜などの表面線量だけでなく、内部の線量も測れるということです。しかも、40ベクレルを超えるようなものは数十秒でわかるというのです。
この機種の情報も市に届けておきます。
綾瀬市は、消費者庁が食品の放射性物質を検査する簡易型ガンマ線スペクトロメーターを地方自治体に貸し出す制度(24台)に対し、申請をしていますが、そのような機器を必要とするとの判断があるのなら、即座に購入して市民に安心してもらえるようにするべきではないでしょうか・・・・。
綾瀬市長も内部被爆から子どもたちを守るために、もっと積極的に放射能問題と向き合っていただきたいです。
毎日献立表を見ながら、子どもに「これは残しなさい」と言うのも切ないです。明日は「きのこと栗のご飯」です。茨城のシメジは大丈夫でしょうか。椎茸はどこのを使用するのか記載されていません。今日、生協の検査で鉾田の椎茸から基準を超えるセシウムが検出されました。国の検査ではありません。もし、生協が検出していなければ流通します。そして誰かが食べるのです。子どもかもしれません。全品検査をしていないのに安全だと何故考えられるのでしょうか。
子どもたちに汚染された物を食べさせないようにするには西の食材、自主検査しかありません。
綾瀬市で早急に測定器を購入するように働きかけをお願いします。
松本市ができるのに、綾瀬市にはできないのでしょうか。松本市にやり方を聞いて、参考にしたり、やれるように努力してもらいたい。
きのこの汚染は厳しいです。
茨城のしめじ、心配です。混ぜご飯の椎茸は加工品ですか?中国産ですか?解りません。
開示されないですから。
解らないものは食べさせられません。
主要なものの産地は書いてくれていますが
全てのものを記載していただきたいです。
だしに使っているものの産地は?
麦ご飯の麦はどこのでしょう?
魚の産地もわかりません。
これでは全然安心できません。
逆に書かれていないとリスクの高い場所のものなのかと不安になります。
情報は開示するなら徹底してやっていただかないと
逆効果だと思います。
産地を書かないのなら、給食全部のベクレル測定をしてもらいたいです。
風評とかいうけれど、松本は世間に対してきちんとこのような取り組みを発表していて
そんなに松本市に苦情がきているのでしょうか。
子どもの健康と、非難されるのに耐えることと
どちらが大事なのでしょうか。
Unknown様
小2母様
給食食材の検査機器の購入について、先日教育長と話したとき、教育委員会にそういう要望の声がそれほど届いていない」と言っていました。
税金を使うのだから、あまり多くの人が要望していないことに税金を使えない、という意味のようでした。
現在の綾瀬市の現状の中で、内部被曝から子どもの健康を守るために必要だという認識がないことによって、こういう考えになるのだと思われますが、給食センターにだけでなく、教育委員会に直接声を届けていくことが必要ではないでしょうか。
教育総務部の直通電話は 0467-70-5649 です。
私たちもひき続き取り組んでまいります。
みなさんも市民の声を集めてください。