◆変異株が広がる中、五輪観戦に生徒など200名を教育委員会が引率!?! 中止すべきでは!! の続報です。
日本共産党市議団は、下記のような教育長あての「要望書」を6月21日(月)の朝8時40分頃ころ教育委員会に手渡しました。
この日は、9時から6月議会本会議が開始される日でしたので、この時間となったわけですが、この件についてはこれまで何度も教育委員会の担当者と話し合っていましたので、懇談はなしでも私たちの意は伝わりました。
その後、中学校長の会議が行われ中止が決定したということで、正午過ぎに私のところに教育委員会から連絡がありました。
サッカーや野球の観戦を楽しみにしていた生徒の気持ちを思うと、本当に苦しいのですが、オリンピックありきで、感染対策はおざなりの現状では、変異株などによる感染の再拡大は必至の状況ですので、科学的に考えれば、中止の一択しかない、ということでご理解をいただけたらと思います。
県教育委員会によると6月23日までに多くの自治体からキャンセルが相次ぎ、結果として強行する自治体は33市町村のうちわずか9市町村だけとなっています。現在、強行のところでもキャンセルが出てくることでしょう。
さて、綾瀬市は、6月22日付でプレスリリースを行い、次のように説明しています。
「市内の中学生及びその保護者の希望者に割り当てていた東京オリンピック・パラリンピック競技大会における「学校連携観戦チケット」での観戦を中止します。
現在、新型コロナウイルス感染症については、県内においても変異株の感染状況等が予断を許さない状況が続いており、また、公共交通機関の移動による感染の心配もあることから、生徒の安全を最優先に考え、6月21日(月)に神奈川県に対しキャンセルの申し込みをしたものです。」