綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

◆「生活支援あったか相談課」をつくれないかなぁ・・・

2010年09月29日 | つぶやき

 長引く不況のなかで、富が一部の階層に偏って貯められているため、庶民のくらしはますます苦しくなっています。

 その証左として、市民税や国民健康保険税を滞納する世帯が年々増えています。

 私は、このような世帯に対しては、徴税を強化し、差し押さえなどをするのではなく、その世帯の方の生活を立て直すために、行政が支援する仕組みを作る必要があると考えています。

 そうした支援をする担当者を私は「生活支援あったか相談員」と名付けて市に提案をしています。場合によっては、「生活支援あったか相談課」とか「生活支援なんでも相談課」のような課をつくれないものか、と思っています。

 そんなおり、兵庫県西宮市で「福祉関連窓口でのたらい回し防止へ」むけて、「福祉連携担当者」を新設するという新聞記事を発見しました。
 これは私の考える「生活支援あったか相談員」とは違いますが、参考になる考えだと思いますので、私自身の資料として、下記に記録しておきます。ご興味がありましたら、どうぞお読みください。

 出典は2010年8月5日付「神戸新聞」です。


 福祉連携担当者新設、たらい回し防止へ 西宮市

 
 福祉関連窓口での来庁者の「たらい回し」を防ぐため、西宮市は関係部門の全業務に精通した「福祉連携担当者」を配置する方針を明らかにした。複数の部署にまたがる相談内容でも、原則として、この担当者が一手に引き受ける。市は「市民の負担をより軽減できる」としている。


 福祉行政をめぐっては、制度が複雑で改正も多いことに加え、担当課が「高齢者」「障害者」などと細分化されている。このため、例えば、相談者自身に障害があり高齢の親を介護している人らが、相談ごとの解決や必要な行政サービスを受けるために、役所内を歩き回らなければならないケースも多かった。

4部署に1人ずつ本年度中に

 福祉連携担当者はこうした煩雑さを解消するため、高齢福祉グループ▽障害福祉課▽厚生課▽保健所健康増進グループに、1人ずつ配置。各部署の業務全般を把握し、それぞれの窓口で福祉全般の相談に応じる。

 相談内容が別の部署の所管だった場合は、その課の連携担当者が相談者のところに書類を持って行き、必要な申請や手続きなどをする。相談内容は記録し、相談者の同意を得て各課で共有するという。

 西宮市外では、埼玉県行田市や滋賀県野洲市が「福祉総合相談窓口」を設置しており、同市でも同様に窓口の一本化を求める声が上がっていた。しかし、新しく窓口を設置する場所や人的余裕がなく、相談後も各課を回らなければならないことを考慮し、福祉連携担当者を配置することにしたという。

 本年度中に研修を実施し、試験を経て本格導入するといい、市健康福祉局は「どの福祉窓口でも安心して相談を受けられ、すき間のない支援ができる」としている。


ブログランキング・にほんブログ村へ ←ブログ村ランキングに参加中! さて今何位でしょうか??
                         また、他の議員の方のブログをご覧になりたいときもクリックしてください。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆神奈川新聞に県内議員として... | トップ | ◆綾北小学校の校庭に長さ16... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

つぶやき」カテゴリの最新記事