綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

◆源氏ほたるの幼虫、上陸中!!

2006年04月13日 | ほたるの保存と綾瀬の環境


 4月13日深夜10時すぎ、城山公園のほたる生息地の幼虫観察に行ってきました。「雨のあとは幼虫が上陸するのでたくさん観察できるんだよ」と三男と妻を引き連れての観察でしたが、予想に反してなかなかほたるの幼虫が見つかりません。しばらく経って、やっと「あ、あそこが光ってるみたい」と息子が発見。そして、あきらめて引き上げようとしたとき私が2匹つづけて発見。結局3匹のみでした。
 先に来ていた保存会のメンバーは「雨のあとなのに水かさが少ないなあ」と湧き水の少なさに気をもんでいました。城山住宅などの開発が影響していなければよいのですが・・・。
 それでは、源氏ほたるについてのうんちくを少し。

源氏ほたるは本州、四国、九州に分布し、あまり汚染されていない山里近くの小川に生息する大型のほたるです。6月中旬頃飛翔しています。雄の飛翔中の発光から発光までの時間(発光周期)は、一般的にはフォッサマグナを境に西側が2秒、東側が4秒に分かれます。
●一匹の雌は約750個産卵し、約30日でふ化します。
●幼虫はカワニナを食べて、脱皮を5回~6回繰り返し、翌年の5月頃に岸に上がり、土の中に潜って繭(まゆ)をつくります。
●繭(まゆ)の中でサナギになり、上陸後約40日で羽化して成虫になります。
●6月になると成虫になって土から出ます。成虫の寿命は約1週間。この間、水を飲むだけで何も食べません。雌は5節が光り、6節が赤くなっています。雄は5節と6節が光ります。最も多く飛翔するのは、日が暮れてからの1時間の間です。光のラブコールを送りながら飛翔しているのは主に雄で、雌は木の葉や草の上に止まって、雄が近づくと光ってこれに応えます。


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