大阪府の全国いっせい学力テスト結果が2年連続低位だったことをうけ、橋下徹知事が問題発言を繰り返しています。
知事は7日、「教育委員会は最悪」などとのべ、市町村教委に学力テストの結果を公表するよう強要。そのなかで橋下知事は、「市町村が非公開など自由にやるなら府教委は解散する」「あのクソ教育委員会が過度な競争が生まれるからと発表しない」などと発言し、さらに非公開の市町村教委には、府が小学校2年生まで独自に実施している35人学級の費用を「出す必要はない」として、来年度予算はつけない考えを示したと報道されています。
まさに独裁者の発想で恐怖政治の手法です。
このことに批判が集中すると、翌8日には、「予算執行をちらつかせるやり方がまずいのなら考える」と述べ、方針を再考する考えを示したそうです。マスコミから「中央集権的で、知事が訴える地方分権と矛盾するのではないか」と問われたのに対しては、「説明がつくか整理したい」と話したとされています。
橋下知事は、点数で人間としての価値の優劣も決まるという価値観で育てられた大人の典型なのかも知れないですね。心がまだしっかり育っていない子どもの発想のレベルに思えます。
10月解散、11月総選挙と騒がしくなってきていますが、今度の総選挙では弱い立場の人の心にまでしっかりと思いを寄せて発言できる大人の衆議院議員を一人でも誕生させたいですね。
南関東ブロックからは、志位和夫委員長とはたの君枝さんを国会に。小選挙区では私は13区近藤ちあきさんの応援です。近藤さんは、前回の衆議院選挙の時、公開討論会で甘利明元産業経済大臣をむこうにまわして論戦でリードした方です。論戦でリード、という表現は、身びいきな評価ではなく、保守の会派の議員から寄せられた評価です。
歴史はすぐには変わらない、しかし見えないところで少しずつ変わっていて、変わるときには一気に変わるのです。歴史を変える、社会進歩の一翼を担って、今日も歩いていきましょう。
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