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お願いいたします。
キャサリン・ジェーン・フィッシャーさん(過去ログをご覧ください◆米兵レイプ犯を追いかけて~責任逃れを許さない 海を越えた裁判)、が米軍によるレイプを繰り返させないためにネット署名という行動を起こされました。
私もさっそく署名しました。みなさんも、お気持ちがありましたらご協力いただけるとうれしいです!!
署名は、こちらのサイトから!!
▼キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんの訴え▼
私も皆さんと同じように、沖縄県で火曜日朝に起きた若い女性に対する米兵2人による強姦事件を耳にした時、心が引き裂かれる思いでした。その若い女性が、10年前の私と重なりました。
私はこの10年間、日本社会に正義をもたらすため闘い続けてきました。この国では今もなお、私の人生を変えた米兵によるあのような犯罪が後を絶ちません。しかし、ほとんどの事件において、米兵が罪に問われることはありません。この悲劇がマスコミでも大々的に取り上げられている今こそ、強く政府に訴え行動を起こすよう説得する貴重なチャンスです。
私は今週金曜日、この件において迅速に正義を追求し、沖縄における在日米軍の刑事免責を終わらせるよう沖縄県知事に訴えるため、全国メディアにこの問題を提起します。しかし、その訴えが聞き届けられるためには、訴えているのは被害者だけでなく、その周りに大きな支援の輪があるのだということを仲井真知事に示さなければなりません。嘆願書に署名し、お知り合いの皆さまにも署名の協力を呼びかけて頂くようお願い致します。
希望を込めて、 キャサリン・ジェーン・フィッシャー
▼請願の内容▼
仲井真県知事 殿
沖縄県で起きた米兵2人による強姦事件を受け、仲井真県知事及び日米両政府に緊急の対策を講じるよう要請します。
この件に関し迅速かつ公正な裁きが求められているだけでなく、日本で犯罪を犯した米軍関係者に対し頻繁に認められている刑事免責を終わらせるべき時です。
これほど多くの犯罪を犯した米軍関係者がなぜ罪に問われることがないのか、その理由は日米間で公式または非公式に結ばれた協定があるからなのか、この件に関して調査し、米軍の刑事免責に終止符を打つようお願い致します。
沖縄タイムス | 集団強姦致傷容疑、米兵2人を逮捕 article.okinawatimes.co.jp/article/2012-1… @theokinawatimesから
Mari Takenouchi @mariscontact 19:56
95年の12歳の少女暴行事件以降もこんなにたくさんある!→沖縄タイムス | 主な米兵による事件・事故 article.okinawatimes.co.jp/article/2012-1… @theokinawatimesさんから
赤旗「沖縄・米兵女性暴行/米議会も警告していた」jcp.or.jp/akahata/aik12/… 今こそ、日米地位協定の見直しと治外法権の撤廃、在日米軍基地の撤去を求める一大運動を起こすべきです。
【資料】沖縄県内での米軍人・軍属による主な事件・事故は次の通り。
1995年9月
海兵隊1等兵3人が12歳の小学生女児を集団暴行。
日米両政府は10月、起訴前の容疑者身柄引き渡しなど日米地位協定の運用見直しで合意
1997年4月
嘉手納基地所属の空軍軍曹が強制わいせつ
1998年6月
嘉手納基地所属の空軍軍曹が本島南部の民家で暴行
2000年7月
普天間基地所属の海兵隊員が本島中部のアパートに侵入し女子生徒に強制わいせつ
2001年6月
嘉手納基地所属の空軍軍曹が本島中部の駐車場で暴行
2002年11月
キャンプ・コートニー所属の海兵隊少佐が具志川市(現うるま市)の乗用車内で女性に暴行未遂
2003年5月
キャンプ・ハンセン所属の海兵隊上等兵が本島北部で女性を殴って暴行
2004年8月
嘉手納基地所属の空軍軍曹が本島中部の民家で暴行
2005年7月
嘉手納基地所属の空軍2等軍曹が沖縄市で小学生女子に強制わいせつ
2008年2月
キャンプ・コートニー所属の海兵隊2等軍曹が北谷町の乗用車内で中学生3年女子を暴行
2009年11月
陸軍2等軍曹が読谷村で男性をひき逃げして死亡させる
2011年1月
沖縄市で軍属の男の車が対向車線にはみ出し、正面衝突した軽乗用車の男性死亡
2012年8月
キャンプ・バトラー所属の海兵隊伍長が那覇市の路上で女性に強制わいせつ
2012年10月
海軍兵2名が本島中部の屋外で暴行
あやせ災害ボランティアネットワークは、2002年10月に誕生しました。
誕生までの道のりは、2001年暮れに、“災害ボランティアコーディネータ養成講座”を開催しよう、と市内の有志が集まったところから始まりました。そこから考えると、まもなく満10年です。(私も、その当初から参加し、初代事務局長。今は、議員になったこともあり“顧問”という立場に)
その第10回定期総会が、10月16日綾瀬市福祉会館で開催され、第二部で“避難所運営ゲーム(HUG)”を行いました。このゲーム、本当は3時間でも足りないのですが、夜の総会のあとということで、1時間の短縮バージョンでの、暑い、熱い、バトルとなりました。
それでも、初体験された方の感想は、とてもリアルで、繰り返し体験したい。多くの方に体験してもらいたい、というすばらしい感想でした。
今日はあやせ災害ボランティアネットワークの第10回総会でした。総会の議事終了のあと、避難所運営ゲームを行い、私が講師役をつとめさせていただきました。この写真は、災ボラの伊藤代表が撮り、フェイスブックに載せられたものです。 pic.twitter.com/dnBTQ2CV
在沖縄米海兵隊司令部は、垂直離着陸機MV22オスプレイについて「通常の、計画通りの訓練および飛行運用が始まっている」との見解を明らかにしました。
これは、10月16日までにしんぶん「赤旗」の質問に回答した内容です。(記事はこちら)
ところが、これに関して森本敏防衛相は16日の記者会見で、米軍は「オスプレイの実際の活動及びそれに伴う必要な訓練を行うための準備を行っている。配備の準備が完了したという通報を受けていない」として、まだ「試験飛行」の段階にあるとの見方に固執したということです。
こんな国の対応ですから、日米合意なんて守らなくても、「守るように努力しています」とかなんとか言っていれば何とかなると、米軍に軽くあしらわれてしまっているのではないでしょうか??
その結果が、下の記事なのでツイートしました。
ヘリモード飛行が常態化 オスプレイ配備から2週間(共同通信) -
米軍普天間飛行場に配備された新型輸送機オスプレイは15日も訓練を続け、那覇市の上空を垂直離着陸(ヘリ)モードで繰り返し飛んだ。
日米合意に反した訓練が常態化している。
那覇市によると、15日は午後2時半ごろから午後4時前にかけ、延べ10機が市街地上空を直進飛行した。
共同通信記者の確認では、そのうち少なくとも6機はプロペラを上向きにしたヘリモードで飛行した。
excite.co.jp/News/society_g…
責任逃れを許さない 海を越えた裁判
◆オスプレイ配備で配慮? 「米兵レイプ犯を逮捕させない日本政府」~週刊文春
◆「米兵犯罪裁判勝利をめざすつどい」で綾瀬市で起きた日本人女性レイプ事件を報告しました
などの過去ログでお伝えした事件は、いまだに起訴されていないようです。
でも、不起訴だからといって、その加害の事実がなかったわけではありません。
ここで紹介したいのは、10年前に米兵にレイプされた女性のたたかいです。
その根底にあるのは、日米地位協定の不平等さです。
上のビデオをご覧ください。
日米地位協定の問題では、私のこちらの過去ログもご覧ください。
◆基地被害の解消は、日米地位協定の見直しから~市主催の基地問題講演会で
◆基地被害の解消は、日米地位協定の見直しから その2
◆ドイツがNATOと結んでいる「地位協定」ではドイツの国内法が適用される
フクシマのうそ(吹き替え)
日本の産業のためにはやっぱり原発は必要だ、とか、すぐに原発ゼロではなく徐々に移行していけばいいよ、という方に、ぜひ見ていただきたいドキュメント映画です。
吹き替え版でないものをご覧になられたい方、また、映画のナレーションなどの書き起こしを読みたい方は、「放射能メモ」というブログをご参照ください。
以下、映画の解説より引用です。
フクシマの嘘
レポート:ヨハネス・ハーノ 制作:ZDFドイツテレビ 2012年/ドイツ/29分
あの最悪の事故から約1年後に、ZDF(第2ドイツテレビ)が製作した本作品は、福島第一原発の現状が、政治家や東京電力の説明とは裏腹に、今なお日本の未来を脅かす極めて深刻な状態であることを示している。
取材班は立ち入り禁止の汚染地域に潜入し、菅前首相、元福島県知事の佐藤栄佐久氏、地震学者の島村英紀氏にインタビュー。さらにカリフォルニアに飛び、かつて東電を告発したケイ・スガオカ氏を訪ね、次いで東電の記者会見で質問した。
●ZDF(第2ドイツテレビ)東アジア総局長
ヨハネス・ハーノ氏からのメッセージ
日本の政治家、学者、メディア、そして原子力産業は、これまで何十年もの間、「日本の原子力発電所では絶対に大事故は起こらない」と言ってきた。「日本の原発は今後もずっと安全だ」と国民は聞かされてきた。
だが、これは真っ赤な嘘だった。
日本では原子力産業が根を下ろすにつれて、政治家と学者と企業家とメディアの強力なネットワークが拡大を続け、1970年代に福島第一原発で起きた7時間に及ぶメルトダウンなど、巨大事故まで隠蔽するようになった。
『フクシマの嘘』で浮き彫りになるのは、批判を握りつぶし、地震や津波などのリスクを過小評価し、多数の事故をひた隠しにしてきた、この、いわゆる「原子力ムラ」の犯罪的な強権ぶりだ。
菅直人前首相はインタビューのなかで、原子力ムラと彼らのやり方こそが原発の大惨事を招いたのだ、と非難している。地震や津波が福島第一原発を襲うよりずっと前に、錯誤はすでに起きていた、あれは人災だ、と。
あれから一年経った今、日本は変わっただろうか? ひとつでも教訓を学んだだろうか? そんなふうには見えない。
福島第一原発の現状が、政治家や東京電力の説明とは裏腹に、今なお日本の未来を脅かす、極めて深刻な状態であることを本作品は示している。核の惨事はいまだ収束からはほど遠いという証拠を見ていただきたい。
一時の人気が凋落してきている日本維新の会ですが、それもそのはずですよね。
現在の「日本国憲法」は無効だから、65年前の「大日本帝国憲法」を復活させよ、という請願に賛成する議員がいるところですから。
この間の経過は、「東京維新「帝国憲法復活 請願」に賛成 「あれやこれや言わない」 橋下代表が容認」 をご覧ください。
ところで、「大日本帝国憲法」って、ご存知ですか?
30過ぎの方に聞いてみたら、「う~ん、名前は聞いたことあるけど・・・。中身はよくわからない」ということでした。
そこで、スマホでネット検索して、「大日本帝国憲法」の条文を読んでもらいました。
第一条 大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス。
第三条 天皇ハ神聖ニシテ侵スベカラズ
(その他の条文は、こちらをご覧ください)
その方の反応は、「うわっ、すごい。なにこれ!」という、しごく健全な反応で、私は少し安心しました。
そして、さらに「教育勅語」や「軍人勅諭」も見ていただくと、「うわ~」と、完全に引いて一言。
「北朝鮮と同じだ・・・・!」
ほんと、その感想はピッタリですよ!
教育勅語では、「一旦(いったん)緩急(かんきゅう)アレバ義勇(ぎゆう)公(こう)ニ奉(ほう)ジ、以(もっ)テ天壤無窮(てんじょうむきゅう)ノ皇運(こううん)ヲ扶翼(ふよく)スベシ。
(口語訳 → そしてもし危急の事態が生じたら、正義心から勇気を持って公のために奉仕し、それによって永遠に続く皇室の運命を助けるようにしなさい。)」
軍人勅諭では、「抑(そもそも)國家を保護(ほうご)し國權を維持するは兵力に在れば、兵力の消長は是(これ)國運の盛衰なることを辨(わきま)へ、世論(せろん)に惑(まど)はず、政治に拘(かかは)らず、只々(ただただ)一途(いっと)に己(おの)が本分の忠節を守り、義は山嶽(さんがく)よりも重く、死は鴻毛(こうもう)よりも輕(かろ)しと覺悟(かくご)せよ。
(口語訳 → そもそも、国家を保護し国家の権力を維持するのは兵力にあるのだから、兵力の勢いが弱くなったり強くなったりするのはまた国家の運命が盛んになったり衰えたりすることをわきまえ、世論に惑わず、政治に関わらず、ただただ一途に軍人として自分の義務である忠節を守り、義(天皇の国家に対して尽くす道)は険しい山よりも重く、死はおおとりの羽よりも軽いと覚悟しなさい。)」
“維新の会”に集まってくる人には、民主主義、国民主権というものが、その根本から理解されていないということが、よくわかる顛末だったのではないでしょうか!!
知らない人が多いこと。 大豆の基準値は、現在も500ベクレル/Kgのままです。 「大豆については、平成24年12月31日までを経過措置期間とし、平成25年1月1日から新たな基準値100Bq/Kgが適用されます。(政府公報:gov-online.go.jp/useful/article…)
【今日の赤旗】米海兵隊MV22オスプレイの配備実態明らかに。12日間で離着陸40回。日米合同委員会合意違反の市街地上空での垂直離着陸モード、転換モード飛行繰り返す。宜野湾市担当者や本紙記者も目撃。「重圧を感じる騒音に恐怖」と共産党・知念吉男市議。従来はなかったテレビ受診障害も
津波「対処可能だった」 東電、不作為認める(産経新聞) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-…
「即時原発ゼロ」の実現を
日本共産党が“原発ゼロ”の実現に本気で取り組んでいます。
日本共産党は9月25日、「『即時原発ゼロ』の実現を――日本共産党の提言」を発表していますが、このことやその内容をまだご存じない方も多いと思いますので、少し遅くなりましたが、載せさせていただきます。
上のYouTubeの映像は、提言を発表する志位和夫委員長、小池晃政策委員長と穀田恵二国対委員長です。
志位委員長は申し入れで、政府・民主党も認めるように過半の国民が「原発ゼロ」を求めており、「この世論に逆らって原発再稼働を容認し原発に固執しつづけるのか、文字通り『原発ゼロ』をただちに実現するのかが問われています」と強調。「すべての原発からただちに撤退する政治決断を行うべきです」と提起しました。
さらに、「(前回の党の)『提言』から1年3カ月がたち、原発からすみやかに撤退する必要性、緊急性が切実になるとともに、その条件があることも明らかになりました」と指摘し、
(1)福島原発事故の被害は拡大し続けており、二度と原発事故を起こしてはならない
(2)原発稼働を続ける限り、処理する方法のない「核のゴミ」(使用済み核燃料)が増え続ける
(3)原発再稼働の条件も必要性も存在しない
(4)国民世論が大きく変化し、「原発ゼロ」をめざす声が多数となっている―と強調しました。
そのうえで、すべての原発からただちに撤退する政治決断を行い、「即時原発ゼロ」を実現することなど、次の4点を強く求めました。
①再生可能エネルギー(自然エネルギー)の最大限の普及と低エネルギー社会への取り組みを本格化させる
②電気料金問題――原発こそ「高コスト」であり、再生可能エネルギーと低エネルギー社会への取り組みが広がるほどコストが下がる効果は大きくなる
③原発から再生エネルギーへの大転換こそ、日本経済の持続可能な成長を実現する
④大事故の科学的検証、廃炉と使用済み核燃料の処理などのための研究、技術開発と、強力な権限をもった規制機関の確立を
具体的な実現可能性もしっかりと考慮にいれた提言ではないでしょうか。
ぜひ、全文も、ご覧ください。
全文は、こちらです。 「即時原発ゼロ」の実現を~日本共産党の提言
申し入れに対し、民主党・藤村官房長官は「この間、国民的議論をお願いしてきましたが、少なくとも過半の国民が原発に依存しない社会を望んでいるという結果になりました。『即時』(ゼロ)は国民的議論でも多くあった代表的意見の一つであり、重く受け止めたい」と語ったそうです。
blog.goo.ne.jp/ueda01/e/7de25…ごらんください。@uramatz @akahataseiji 自分の都合の悪い言動が放送されたからといって「名誉毀損」で訴えるというのは“甘利にも”非常識だ。
昨日、900件を超えるアクセスをいただきました!→ ◆自民・甘利政調会長が、テレビの取材でブチ切れ“取材テープ消せ”“もう日本なんてどうだっていい”!? blog.goo.ne.jp/ueda01/e/7de25… @ueda01さんから
偶然、同姓でしたねヽ(^0^)ノ "@irakusa: 同じ名前の人が・・・^^甘利明さんテレ東記者を恫喝!◆自民・甘利政調会長が、テレビの取材でブチ切れ“取材テープ消せ”“もう日本なんてどうだっていい”!? blog.goo.ne.jp/ueda01/e/7de25… @ueda01さんから"
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上の、「偶然、同姓でしたね」というのは、この甘利議員の裁判をネットで報じている方が、やはり上田さんという方だったのです。そういう意味です。
この時代錯誤の都議と石原都知事、はやくやめさせたいよ~~ → 続報:「大日本帝国憲法復活請願」を都議会に提出した國體護持塾と紹介した都議・土屋たかゆき、そして石原慎太郎都知事 - bit.ly/QTGShT
英エコノミスト誌は、10/6に東京から発信した記事の中で、石原慎太郎を「右翼のゴロツキ」(rogue of the right)と呼んで斬り捨て。この表現は、政治家としてまともな評価に耐える人物ではないという意味。critic5.exblog.jp/19191726/
あーもう石原慎太郎ダメだ本当に。戦争辞さず?実際に戦闘に行かされるのは都知事と違って未来ある若い世代だ。こういうことを簡単に口にするような首長は失格だ。→尖閣巡り「都知事『戦争辞さず』」前原氏、明かす t.asahi.com/8dnr
↑
上の朝日の記事は下記のとおりでした。
尖閣巡り「都知事『戦争辞さず』」 前原氏、明かす関連トピックス前原誠司 野田佳彦 尖閣諸島
「(中国と)『戦争も辞さず』みたいな話をして、総理はあきれた」――。前原誠司国家戦略相は12日のBS朝日の番組収録で、尖閣諸島の購入問題をめぐって、東京都の石原慎太郎知事が8月19日の野田佳彦首相との会談で発言した内容を、同席者から聞いた話として明かした。
前原氏は「総理はあきれて、国として所有しないと、東京都に渡したら大変なことになると(判断した)」と述べ、首相の尖閣国有化の最終決断は、石原氏の対中強硬姿勢が理由だったとの見方を示した。
また「東京都が『尖閣諸島を守ります』と言っても、海上保安庁も自衛隊も持っていない。気合だけで言ってもらっては困る」と石原氏を痛烈に批判した。
小児甲状腺ガンは放射能と関係ないと口裏を合わせていた福島県の県民健康管理調査検討委員会もひどい。ほとんどの会議で裏会議で進行表が作成され、委員に発言を割り降っており、原子力委員会の秘密会合と同じ。子どもを県立医大のモルモットにするのか。goo.gl/6xTne
日本の青空・第3弾『渡されたバトン~さよなら原発』"ハンカチの塔"をつくるハンカチを集めています!ぜひご協力を!cinema-indies.co.jp/aozora3/index.…
◆自民・甘利政調会長が、テレビの取材でブチ切れ“取材テープ消せ”“もう日本なんてどうだっていい・・・”!? で記しました裁判記録の書き写しを、資料としてここにアップします。今回は“その1”ですが、機会があれば“その2”も報告できるように取材してきます。
●1●
2011年5月17日午後1時半から、衆議院議員会館においてテレビ東京が甘利明氏にインタビューを行いました。
インタビューの途中で別室に移動した甘利氏は、記者を呼び、インタビューを放送しないように要求したのですが、以下は、そのときのやり取りです。
裁判資料・乙第7号証・p20下~p21より
甘利「とにかく暗がりでよく分からない上、うる覚えで言った言葉をカメラでしっかり撮っていたじゃないか。それを消せと言っている。消さないと放送するに決まっている。流されたら大変なことになる。あなたも一回そういう目にあった方がよい。誹謗中傷にさらされることがどんなに辛いか」
阿部「まだ取材の最中であり、どこをどうするのかなどは何も決まっていない」
甘利「私には肖像権がある。取材を受けた人間が流すなと言っている。放送は認められない」
阿部「いったん引き取らせていただきたい。局に戻って検討する」
甘利「引き取るって言ったって、どうせ流すんだろう。流さないと番組が成立しないじゃないか」
阿部「流すかどうか決めてないが、仮に流さなくても前半の原子力の利点や功罪について聞いた部分などは使わせていただけるんじゃないかと思う」
甘利「何度も言うが、原子力安全委員会が安全基準を決める。彼らが決めた基準を経済産業省は事業者に伝えるだけ。安全委員会は地震や津波の原子力のプロが集まってる組織。そこが決めてるんだ。大臣なんて細かいことなんて分かるはずないし、そんな権限がないことくらい君も分かってるだろう。答弁書だって閣議前の2分間かそこらで説明を受けるだけだ。原発も全部止まる。企業はどんどん海外へ出て行く。もう日本は終わりだ。落ちるところまで落ちればよい。マスコミだって同じだ。おたくも潰れないと分からないんだ。もう私の知ったことではない」
阿部「この後、塩崎先生のインタビューの時間が迫っている。いずれにせよ、この扱いは私ひとりでは判断できないので戻って検討したい。そこで必ず連絡する」
●2●
8月28日に行われた公判での本人調書 テレビ東京○○○○氏 (本人調書p6~p9半)
――甘利議員はインタビュー申し込みの際、本件質問主意書について聞くとは言われてなかったという不満を述べているんですけれども、普通、インタビューにおいてどの資料を見せるとかそういったことは事前に話しておくものですか――
記者「通常、この報道の取材ではありません。これまでの原発政策ということについて聞くと言ってる時点で、それはもう十分含まれているものだと思います」
――次に甘利議員がインタビューを中断させたあとのことを聞きます。甘利議員がインタビューを中断して執務室に入ったあとどうなりましたか――
記者「執務室から私に一人だけ来るようにということで呼び入れました」
――あなたが執務室に入ると甘利議員はまずあなたに何かさせましたか――
記者「甘利議員の胸についているピンマイクを外して、この電源を切れということで私に指示しました」
――甘利議員は何のためにそのようなことをあなたにさせたのでしょうか――
記者「やはり録音されるとまずい、それが収録されるとまずい、ということを思ってマイクの電源を切らせたのだと思います」
――あなたは甘利議員からマイクの電源を切るように言われて、これから甘利議員がどのような話をすると思いましたか――
記者「恐らく都合の悪い話をされるんだなと。人に聞かれてまずい話をするんだなと。もちろんそれは当然録音されてはいけない、放送もされたくないという趣旨の話をするんだということで嫌な予感がしました」
――マイクを切らせたあと、甘利議員はあなたに対して何と言いましたか――
記者「まず、これは私を陥れるための取材だと。これは放送は認めないと。テープを消せというふうに言ってきました」
――甘利議員はどのような口調でしたか――
記者「極めて厳しい口調でした。私の方を睨んで、まさに恫喝と言っても言い過ぎではないと思います」
――それに対しあなたは何と答えたんですか――
記者「もちろんそんなことはできませんと答えました」
――甘利議員はテープを消すことを求める理由について、どのように言っていましたか――
記者「つまり、これはもう私に責任を押し付けるものだと、こんなものが放送されたら私はかなわないと、私には責任はないと、だから認めないと、放送は認めない、だからテープを消せと言ってきました」
――執務室のあなたと甘利議員とのやりとりは何分程度続いたのですか――
記者「30分から40分程度続きました」
――その間、甘利議員はあなたに対してどういうことを言ってきたんですか――
記者「つまり、福島第一原発の事故は、これは私に責任を押し付けるようなものだと、私には責任はないと、はっきりおっしゃいました。当時の質問主意書と、またその答弁書の扱いについては、閣議前のわずか2分程度閣僚から説明を受けるだけだと。そこで話なんて分かるわけないじゃないかと。ましてや大臣にそんな権限はないだろうと。全ては安全の指針を作るのは内閣府の原子力安全委員会であって、経済産業省はその指示を受けて伝えているだけだと。なんでそれに俺に責任があるんだと。この責任をまた押し付けられたら、私はどうなると。私の政治生命は終わると。さらに、私には家族がいる、そして事務所スタッフもいると、そんなものを放送されたらたまらないと。それで、一連のとにかく私には責任はないというようなことをおっしゃっていて、最後にはもう日本なんてどうだっていいと、今冷静に原発の議論なんかできないんだと。こう言って、私に恫喝口調で言ってきて、とにかく責任はない、放送は認めない。テープを消せといった話で一貫していました」
――この時、甘利議員はあなたが本件質問主意書をインタビューの際に持参していたことについて何か言っていましたか――
記者「言っていません。あ、持参したことですか」
――はい――
記者「持参したことについては言っていました」
――どういうふうに言っていました――
記者「もう最初から私を貶めるために仕組んだインタビューだろという話をしてきました」
――あなたが本件質問主意書を示したのは、甘利議員を貶めるためだったんですか――
記者「まったくそんなことはありません」
――あなたは本件質問主意書についての意見を聞くことが、甘利議員を貶めることにつながると思いますか――
記者「いえ、もう責任を持って答えていただけると思っていましたし、なぜ甘利さんがそう思うのか理解できません」
――あなたは最初から本件質問主意書を甘利議員に示そうと考えて、この質問主意書を持参したんですか――
記者「いえ、話の流れで質問主意書を見せることはあるだろうなとは思っていました。そのインタビューの前には共産党の吉井議員にインタビューしていますし、そのあとには塩崎議員のインタビューを控えていました。当然、誰に見せるか分からないので持っていたということもあります。それに聞くことはたくさんありましたので、その他の資料もたくさん持っていました」
――執務室のことに話を戻しますけれども、執務室での甘利議員の発言を聞いてあなたはどう思いましたか――
記者「政治家ですけれども、本当に無責任だなと憤りを覚えました」
●3●
8月28日に行われた公判での本人調書 テレビ東京○○○○氏 (本人調書p9半~p10)
――あなたは福島第一原発の被災地を訪れたことがあるのですよね――
記者「はい」
――それらの方たち、その被災地の方との関係ではどういうふうに思いましたか――
記者「被災地の方々、特に福島では数万人の方が家やふるさとをなくしているような状態に追いやられていると。そういう方たちは、国が、つまり政治が安全を担保してくれているから、原発を受け入れたんだと。にもかかわらず、こんな状態になってしまったんだと。私たちのふるさとはどうすれば良いんだという声を直前に聞いてる訳です。ですからその人たちの気持ちを思うと、こういう人が原発行政のトップを担っていたんだということを感じた時には、大変許せない気持ちになりました」
――具体的に甘利議員のどのような態度が政治家として無責任だと感じたんですか――
記者「甘利議員は原発行政のトップである経済産業大臣を三期務めた有力議員です。そしてご自身も原発を推進してきたお考えの方です。そして大臣時代に外部電源と内部電源を失った時にどうなるかと、原子炉を冷やせなくなると、そうなった時には核燃料棒が焼けてしまって大変な事態が起こるんじゃないかと、それについて評価しているかと、そういった指摘が大臣時代になされている訳です。それがこの問題の質問主意書です。それについて、そう起こらないよう努力してると閣僚としてサインして答弁してる訳です。そういったお立場の方から、この事故をどう見るのかと。結局、事故は起きた訳です。同じように電源を喪失して同じようにバーンアウトするような大事故が起きた訳です。それについて率直に、当時そういう指摘があったにもかかわらず、どう思うのかということをたずねて、それについて責任を持って答えてくれるものだと思っていたのですが、インタビューを一方的に中断し、そんなものは認めないと、俺に責任はないと、俺に責任を押し付けるような取材だと、放送は認めない、テープを消せといったお話をされると。無責任きわまりないと、私はそう思いました」
今現在進行形で、自民党の政調会長である甘利明衆院議員とテレビ東京のあいだで裁判が行われていることをご存知ですか?
上の記事はその裁判を伝えるしんぶん「赤旗」の記事です(10月9日付)。裁判の経過は、その記事をご覧ください(このブログ欄の下部に全文掲載)。
私は、この裁判のことを知り、先日、東京地裁に出向き、この裁判記録を閲覧し、その一部を転記してきました。
その記録を読むと、テレビ東京の記者が、経済産業大臣の職にたずさわりながら、原発行政についてあまりに無責任な甘利議員の態度に憤慨していることがよくわかりました。
たとえば、次の記者の証言をご覧ください。この部分は、しんぶん「赤旗」には載っていません。
「福島第一原発の事故は、これは私(=甘利)に責任を押し付けるようなものだと、私には責任はないと、はっきりおっしゃいました。当時の質問主意書と、またその答弁書の扱いについては、閣議前のわずか2分程度閣僚から説明を受けるだけだと。そこで話なんて分かるわけないじゃないかと。ましてや大臣にそんな権限はないだろうと。全ては安全の指針を作るのは内閣府の原子力安全委員会であって、経済産業省はその指示を受けて伝えているだけだと。なんでそれに俺に責任があるんだと。この責任をまた押し付けられたら、私はどうなると。私の政治生命は終わると。さらに、私には家族がいる、そして事務所スタッフもいると、そんなものを放送されたらたまらないと。それで、一連のとにかく私には責任はないというようなことをおっしゃっていて、最後にはもう日本なんてどうだっていいと、今冷静に原発の議論なんかできないんだと。こう言って、私に恫喝口調で言ってきて、とにかく責任はない、放送は認めない。テープを消せといった話で一貫していました」
「こういう人が原発行政のトップを担っていたんだということを感じた時には、大変許せない気持ちになりました」
「甘利議員は原発行政のトップである経済産業大臣を三期務めた有力議員です。そしてご自身も原発を推進してきたお考えの方です。そして大臣時代に外部電源と内部電源を失った時にどうなるかと、原子炉を冷やせなくなると、そうなった時には核燃料棒が焼けてしまって大変な事態が起こるんじゃないかと、それについて評価しているかと、そういった指摘が大臣時代になされている訳です。それがこの問題の質問主意書です。それについて、そう起こらないよう努力してると閣僚としてサインして答弁してる訳です。そういったお立場の方から、この事故をどう見るのかと。結局、事故は起きた訳です。同じように電源を喪失して同じようにバーンアウトするような大事故が起きた訳です。それについて率直に、当時そういう指摘があったにもかかわらず、どう思うのかということをたずねて、それについて責任を持って答えてくれるものだと思っていたのですが、インタビューを一方的に中断し、そんなものは認めないと、俺に責任はないと、俺に責任を押し付けるような取材だと、放送は認めない、テープを消せといったお話をされると。無責任きわまりないと、私はそう思いました」
▲問題の退席シーン
http://www.youtube.com/watch?v=UsMWbuwU93w&playnext=1&list=PLB6F5EEE5996BC182&feature=results_main
事実をありのままに放送したことに対し、“名誉毀損”で裁判に訴えるというのは、どういうことなのでしょうか・・・。
甘利氏は、裁判に訴えたことにより、より多くの有権者にその姿をさらしてしまい、また、裁判の中で、記者の口から、甘利氏の横暴な態度や、無責任な言動が具体的に証言されてしまいました。これは裁判記録ですから、甘利氏がいくら大声で「消せ」と言ってももう消えません。
◆【資料】自民・甘利明衆院議員の裁判記録・その1 もご覧ください。
▼以下、しんぶん「赤旗」の記事です。
自民・甘利政調会長VSテレビ東京
原発問題追及され番組途中退席
奇妙な法廷闘争の理由は
国民に知られることなく奇妙な法廷闘争が行われています―。訴えているのは自民党政調会長に就任した甘利明元経産相。安倍晋三総裁の側近です。訴えられたのは「テレビ東京」(テレ東)とその記者ら。甘利氏は出演した番組で「名誉を毀損(きそん)された」として昨年9月、謝罪広告と損害賠償を求め東京地裁に提訴。口頭弁論が開かれています。
問題の番組は、昨年6月18日放送の「週刊ニュース新書」。東電福島第1原発事故を受け、「自民党の原発政策の功罪、当事者たちに聞きます」という内容。安倍内閣(2006年)の官房長官・塩崎恭久氏、同経産相・甘利氏、日本共産党の吉井英勝衆院議員らがインタビューに応じています。
事前の収録で安倍内閣時代の原発事故への備えを問われ、甘利氏は、当時の原子力安全委員会から、地震への指摘はあったが、津波への指摘はなかったと答えました。
黙りこくり
そこで06年、吉井議員が安倍内閣に提出した津波被害にも言及する「質問主意書」を見せられると、甘利氏は、黙りこくり、退席しました。放送では「取材は、その場で中断となりました」とのテロップが映り、ナレーションが入りました。
取材が中断した後、甘利氏とテレ東記者との間にどんなやりとりがあったのか。裁判記録によると…。
甘利「(テープを)消せと言っている。消さないと放送するに決まっている」
記者「局に戻って検討する」
甘利「何度も言うが、原子力安全委員会が安全基準を決める。彼らが決めた基準を経済産業省は事業者に伝えるだけ。(中略)大臣なんて細かいことなんて分かるはずないし、そんな権限がないことくらい分かってるだろう。(質問主意書への)答弁書だって閣議前の2分間かそこらで説明を受けるだけだ。原発も全部止まる。企業はどんどん海外へ出て行く。もう日本はおわりだ」
テープ消せ
裁判記録による記者の証言です。甘利氏は執務室から記者一人だけ来るように呼び入れ、甘利氏の胸のピンマイクの電源を切るように指示したといいます。
「まず、これは私(甘利)を陥れるための取材だと。これは放送は認めないと。テープを消せというふうに言ってきました」
「極めて厳しい口調でした。私の方を睨(にら)んで、まさに恫喝(どうかつ)と言っても言い過ぎではないと思います」
「つまり、福島第1原発の事故は、これは私(甘利)に責任を押し付けるようなものだと、私には責任はないと、はっきりおっしゃいました」
甘利氏は原発行政をつかさどる経産相を3期も務めた有力議員で「自民党内の原発推進派」といわれています。経産相当時、中越沖地震(07年7月)が起き、東電柏崎刈羽原発事故の対応に追われました。
問題となった番組の中で吉井氏は、安全神話の弊害について触れ「いくら警告を発しても、まじめに受けとめて対策をとろうとしなかった」と語りました。
自民党の塩崎氏は「5・7メートル以上の津波がくると想定していなかった。甘かったといわれてもしょうがない」と率直に対応のまずさを認めました。
訴訟にいたったのは、「(番組で)質問主意書をとり上げた際、『資料を見せると取材はその場で中断となりました』として、あたかも取材を受けて都合の悪い資料を見せられた甘利氏が席を立って取材を拒否したとの誤った印象を視聴者のみなさんに与える放送をした」と甘利氏側がテレ東側に訂正を求めたものの、拒否されたからです。