”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

10月の分とく山のお料理

2015-10-23 10:56:43 | だし

昨日の記事の続きになります。

 

分とく山のこんな素晴らしいお料理をいただきながら、

だしの濃さと食材とのバランスについて学びました。

  

●百合根豆腐

  

片栗粉でとろみを付けたあんが、うまく絡んで

百合根豆腐の味がより深く感じられます。

 

 

●出汁巻玉子

 

卵を焼き、それを巻いていく「技」も見せていただきました。

  

 

●牡蠣清海汁

 

フードプロセッサーにかけた牡蠣と生海苔がひとつになって、

磯の香りを存分に味わうことができました。

お椀のふたの裏に描かれた紅葉の絵に、秋を感じます。

 

 

●サーモン松前造り

 

サーモンに野菜を巻いて、薬味たれをつけて食べると、

口の中でちょうど良い塩加減になるのです。

サーモンの下に敷かれた昆布は、真昆布。

  

  

●秋刀魚彩り煮

 

秋刀魚を霜降りするというひと手間が加わることで、

とてもすっきりしたお味に!!

  

  

●鴨の酢煮

 

鴨も焼いてから、湯通しするという手間がかかっています。

  

  

●きのこご飯

 

こちらは、昨日の記事をお読みくださいね。(^^)

  

  

●醤油団子

 

上新粉と白玉粉で作ったお団子は、もっちり!!

  

 

野崎さんがおっしゃった「脂肪に頼らない日本の食」というお言葉、

とても強く心に残りました。

脂肪を含んだ食べ物は、確かに舌触りがなめらかで、

贅沢な味わいがあり、食べるとわくわくしてきます。

でも、そんな脂肪に頼らなくても成立し、

人を感動させることができる日本の食。

その味がわかるような健康な舌でい続けたいと思います。


  

※9月の分とく山のお料理はこちらをご覧ください。


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