昨日の記事の続きになります。
分とく山のこんな素晴らしいお料理をいただきながら、
だしの濃さと食材とのバランスについて学びました。
●百合根豆腐
片栗粉でとろみを付けたあんが、うまく絡んで
百合根豆腐の味がより深く感じられます。
●出汁巻玉子
卵を焼き、それを巻いていく「技」も見せていただきました。
●牡蠣清海汁
フードプロセッサーにかけた牡蠣と生海苔がひとつになって、
磯の香りを存分に味わうことができました。
お椀のふたの裏に描かれた紅葉の絵に、秋を感じます。
●サーモン松前造り
サーモンに野菜を巻いて、薬味たれをつけて食べると、
口の中でちょうど良い塩加減になるのです。
サーモンの下に敷かれた昆布は、真昆布。
●秋刀魚彩り煮
秋刀魚を霜降りするというひと手間が加わることで、
とてもすっきりしたお味に!!
●鴨の酢煮
鴨も焼いてから、湯通しするという手間がかかっています。
●きのこご飯
こちらは、昨日の記事をお読みくださいね。(^^)
●醤油団子
上新粉と白玉粉で作ったお団子は、もっちり!!
野崎さんがおっしゃった「脂肪に頼らない日本の食」というお言葉、
とても強く心に残りました。
脂肪を含んだ食べ物は、確かに舌触りがなめらかで、
贅沢な味わいがあり、食べるとわくわくしてきます。
でも、そんな脂肪に頼らなくても成立し、
人を感動させることができる日本の食。
その味がわかるような健康な舌でい続けたいと思います。
※9月の分とく山のお料理はこちらをご覧ください。