大変お世話になっている岡山のハーブ研究家さんが、
ブログにサラダ小松菜の写真を投稿されていました。
収穫のタイミングを逃してしまったらしく、
サラダでは食べられない・・・と書いていらっしゃいました。
それを読んで、改めてサラダ〇〇という野菜について考えてしまいました。
サラダ〇〇のいくつかを例に挙げて、考えてみましょう。
●サラダほうれん草
アクが少なくなるように改良し、甘みが強く、生で食べられる。
草丈20cm~25cmを目安に、適期を逃さないように収穫する。
●サラダ春菊
茎が細くて、軟らかい食感で香りもマイルド。生食向きの春菊。
草丈20cm~25cmが収穫適期。
●サラダ小松菜
葉質が軟らかく、サラダなどの生食がおいしい。
草丈15cm~20cmが収穫の目安。
サラダ〇〇という野菜は、
・葉質が軟らか
・香りがマイルド
・アクが少ない
・苦みが少ない
など、生食向きに改良された野菜であることがわかります。
そして、大切なのは収穫適期。
一般的な野菜でも、収穫のタイミングを逃すとトウが立ってしまったり、
繊維が強くなってしまったり・・・とおいしくいただけなくなります。
生食向きの野菜なら、なおさら収穫のタイミングは重要ということになります。
野菜は植物ですから、子孫を残そうと花を咲かせ、種を作ることにシフトします。
そうなると、茎や葉は硬く、繊維が強くなります。
サラダ〇〇も例外ではありません。
いつまでも、軟らかく、マイルドではいられないのですね。
勉強になりました。 (*^-^*)