昨日のブログに出てきた我が家の向かいの畑。
毎日眺めていると、むくむくと疑問が沸いてくるのです。
ここでは、先月くらいまでネギやニンニクが作られていました。
今、それが「ねぎぼうず」となって、畑に残っています。
そう、こういう白いねぎぼうずがあるのは普通の光景。
そんな中に、こんな紫色のねぎぼうずがあるのですよ。
こういう背の高いものだけでなく、地面から数10cmのところにも紫色のねぎぼうずが・・・。
近くで見ると、紫色であることがよくわかります。
この紫色のねぎぼうずが付くところだけ、
違う品種のネギを植えたのなら、こうなるのもわかるのですが、
畑の持ち主が植えたのは、すべて同じ品種。
それなのに、白いねぎぼうずと紫色のねぎぼうずができるなんて! (@_@。
これは、どういうこと?
もう、昨日からずっと調べていました。
で、ひとつの結論に至りました。
「紫色のねぎぼうず」で思い出すのは、お花屋さんに売っている
観賞用の「アリウム・ギガンチウム」という花です。
【画像お借りしました】
このアリウム属には約700種の野生種があり、ニンニクやネギも同じ仲間です。
ということは、食用のニンニクやネギも、もとは野生種。
紫色のねぎぼうずを付けたということは、
何らかの影響で先祖返りをしたということではないでしょうか?
ネギ農家の方に、この説が正しいかどうかお尋ねしてみると
「私もそう思います。」とのお返事をいただきました。
何か疑問にぶつかると、ずっとそのことばかり考えてしまうのですが、
畑でねぎぼうずを見つめているうちに、こんなすてきな写真も撮れたので、
良いこともあるものですね。