静岡県牧之原市産 白いちごを見つけました。
スウィートミルクベリーと言うそうです。
フィルムを外してみると・・・。
うっすらとピンク色に染まっています。
そもそも、なぜ白いいちごができるのか簡単に説明します。
一般的ないちごは、果皮にアントシアニンが含まれているため赤くなります。
アントシアニンは、光に当たることで発現が促進されるので、
いちごの果実が日陰で肥大すると色は薄くなります。
しかし、白いいちごは日陰で育てられているわけではありません。
遺伝的な要因で、光が当たっても
●アントシアニンが形成されない。
●アントシアニンが形成されにくい。
という理由によるものです。
しかし、上の写真を見てもおわかりのように、
うっすらピンク色になっていますので、
全くアントシアニンが形成されていないわけではありません。
どうして、アントシアニンが形成されにくい白いちごが生まれたのか?
これは、品種改良中の突然変異と言われています。
さて、このスウィートミルクベリーですが、
実際にいただいてみました。
【果肉も真っ白ですね!】
先端の部分は甘いのですが、
ヘタ近くにくると、酸味が強いと言うよりは、
味がぼんやりしてくる気がしました。
バレンタインデーが近づくと、店頭には白いいちごが並ぶことが増えましたね。
赤いいちご、そして淡い赤のいちご、白いいちごが
3個セットで可愛い容器に入って売られていたら、
チョコレートが苦手な彼へのプレゼントにいいかもしれませんね。