11月4日、NHK文化センター 名古屋教室で
第2回目の「だし入門 基本の『キ』」が開催されました。
今回のテーマは、かつお節。
かつお節の魅力は、何と言ってもあの香り。
わかっているだけで、320種類以上に香り成分から成り立つ
とても複雑な香りなのです。
それを改めて実感したのは、準備をしている時。
隣りの部屋で別の講座に参加している生徒さんが、
「いい香りですね。」
と言って、ぞくぞくと入って来るではありませんか! (*^_^*)
今回は、枯れ節(薄削り)、荒節(薄削り)、荒節(厚削り)の飲み比べ。
さらに、ブレンド用に真昆布でとった昆布だしも用意しました。
かつお節の製造工程を見ながら
なまり節、荒節、枯れ節がどの段階で作られるのか
その違いを説明しました。
かつおだしのとり方もデモで紹介しましたが、
だしのとり方は、専門業者、料理人などによって
微妙に異なるので、なかなか難しいところです。
かつおだしと、だしをとった後のかつお節の利用法を
試食という形で紹介させていただきました。
・かつおだしで、きのこのクリームスープ
・だしをとった薄削りのかつお節と昆布で佃煮(おにぎりに混ぜました)
・だしをとった厚削りのかつお節とピーマンの醤油麹炒め
試食をされる受講生さんのご様子です。
説明で頑張ってくれたかつおのぬいぐるみ、
解体君にも感謝です。
受講生の皆さま、ありがとうございました。
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