2年前、私は「彼」がどんな深いわけを抱えていようとも、
すべて受け止める覚悟でいました。
でも、「彼」は立派になって、私の前に現れました。
その「彼」とは・・・。
静岡市清水区の伝統野菜、折戸なす。 (*^_^*)
2年前の私の覚悟は、こちらをご覧ください。
そう、この折戸なすは、100年の時を経て
徳川家康公が好んだ味を復活させたというもの。
ところが、2年前までは、これを袋井で買おうと思うと、
3個ほどが袋に詰められた「わけあり品」しか手に入りませんでした。
それでも、十分においしかったから、大満足でした。
しかし、最近はその「わけあり品」を売っていたスーパーでも
写真のような立派なものが並ぶようになりました。
生産者が増えたのかしら?
などと考えていたら、今朝の新聞にこのような記事が!
折戸ナス研究会、JA清水、イオンリテール、
マックスバリュ東海、静岡県、静岡市の6団体が
折戸なす推進協議会を設立したそうです。
現在、生産者は9人だけで、
生産量も年間12トンにとどまっていますが、
この協議会ができたことにより、
品質管理や生産規模の拡大に向けた
取り組みが行われます。
そして、県内のイオン、マックスバリュ、
さらにオンラインショッピングサイトでも販売されます。
静岡県は東西に長い県なので、
全域の農産物を知ることはなかなか難しいのです。
この取り組みによって、
折戸なすがもっと多くの家庭の食卓に上りますように。
わけありだった時も、
多くの人に守られている今も、
「彼」は相変わらず、愛らしい丸顔で、
なめらかな肉質と濃厚なうまみを蓄えているのでした。
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