東北の恵みのお話、今回は2種類のなすについてです。
宮城県産 仙台長なす
山形県産 真仙中長なす
真仙中長なすは、渡辺採種場が開発した品種で
「サファイアなす」とも呼ばれる千両なすです。
仙台長なすは、仙台の伝統野菜です。
「長なす」「中長なす」と言っても、10cmくらいで収穫されます。
もちろん、畑におけば一般的な長なすサイズ、中長なすサイズにまで
生長しますが、漬物用にあえて小ぶりなサイズで収穫されます。
ともに皮が薄く、軟らかで、肉質は緻密です。
やはり、これは漬物にしないと!!
仙台長なすは、丸ごと浅漬けに。
真仙中長なすは、薄切りにして、みょうがや大葉と麺つゆに漬けました。
仙台長なすは、皮の薄さとパリッと感が魅力。
真仙中長なすは、味のしみ込みの良さがわかります。
こちらは、仙台長なすと真仙中長なすをパスタに入れて
加熱調理してみたのですが、
肉質が緻密なので、熱が加わるととろけるような軟らかさになります。
加熱調理でも新たな一面を発見!!
東北のブログのお友達は、常になすを浅漬けや粕漬けにされていますが、
その理由がわかった気がします。
こんなにおいしいなすがあれば、当然ですね。
ごちそうさまでした。
酒が飲めるのが、またうれしい♪
(評価基準は酒です(笑))
漬物用に、長なすを10cmで収穫すると言うのも驚きましたが、
それがおいしい漬物に繋がっているんですね。
目の症状、早く回復するといいですね。
明日は(もう今日ですね)、オリックス戦楽しんできてください。(^^♪
私はほとんど薄皮丸茄子の浅漬けなのですが、たまに長茄子も
みょうばんを加えると、いい色のままになるかもですね。
当地では「梵天丸」という丸茄子と長茄子の中間くらいの茄子も有名なんです。
https://nasu-sodatekata.com/%E3%83%8A%E3%82%B9-%E5%93%81%E7%A8%AE/%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E7%B3%BB%E6%A2%B5%E5%A4%A9%E4%B8%B8.html
中長なすを10cmサイズで収穫するということからも
山形の方にとって、お漬物が生活に欠かせないもので、
どれほど大切にされているかが伝わってきます。
みょうばんがなかったので、漬け汁にお酢を入れて何とか色止めをしようとしたのですが、
やはり手抜きはいけませんね…。
東北に在来のなすが多く存在し、
また梵天丸のように漬物用品種が開発されているのも
食文化の表われで興味深いです。
いつも色々教えていただき、ありがとうございます。(^-^)