年末に、1枚の年賀状が戻ってきました。
このような、端が切られたシールが貼られて・・・。
「このあて名地域は、町名、地番変更になってから相当な時間が経過しており、
配達が困難な状況になっております。
誠に申し訳ございませんがお返しさせていただきます。」
ということらしい。
しかし、この町名は今も存在していますし、
昨年もこの地番を記載して届いています。
何かの間違いだろうと思って、静岡中央郵便局に電話。
コールセンターの女性が出ましたが、企業のコールセンターと違って、
要領を得ません・・・。(>_<)
結局、集配担当の人にかけ直してもうらうことになりました。
数分後、集配営業部の男性から返答がありました。
「この地域は、かなり前に地番の表記が変わっています。
昨年までは、古い地番でも届けられるような配達員がいましたが、
高齢のため辞めてしまい、
今の職員では対応できなくなりました。
そこで、古い地番で書かれて郵便物は、すべてお返しするようにしています。
きりがないので・・・。」
きりがないのでという言い方に、ものすごい冷酷さを感じました。
年賀状も含め、郵送という手段を使う時には、気持ちがこもっています。
それを事務的に処理し、面倒なものは切り捨てようとする。
これでは、郵便離れが起こるのも当然ですね。
「それでは、旧地番を入れると、新しい地番に変更されるような
そういうシステムはありませんか?」
とお聞きすると、
「個人情報だから・・・。」と訳のわからないことを言い始めた・・・。
届かなかった年賀状の相手は、高齢の方で、
過去の年賀状を調べても、今年いただいた年賀状を見ても、
町名は書いてあっても地番まで書いてありません。
これから先もご挨拶もできずに、失礼してしまうのかと思うと
心苦しいです。
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