中遠地区 農山漁村ときめき女性の視察研修で、
静岡市水見色にある水見色きらく市へ行ってきました。
水見色きらく市は、この地域在住のときめき女性 勝山啓子さんが開設した
山里に伝わる農林業や暮らし方を守り伝える場です。
勝山さんのお話を伺いました。
平成10年の水見色地区は、
●バスも通っていない
●新聞は郵便配達員が、郵便と一緒に配達してくる
という地域でした。
市への嘆願書により、赤字路線となること覚悟でバスが走るようになり、
新聞もきちんと配達されるようになりました。
次に考えたことは、ここに加工所を建て、地域の活性化につなげたい
ということでした。
補助金の申請は容易には進まず、
税金を使う意味、借金を抱えるリスクについても考えたとおっしゃいます。
薪ストーブを設置し、
若いお母さんがお子さんと一緒に使える親子トイレを作り、
芝生は地元中学生が植えたものを分けてもらいました。
そこかしこに手作りの温かさが感じられます。
この柱は、きつつきが穴を開けた木をそのまま使っています。
そして、商品はこんにゃくとお味噌からスタート。
色々な商品が開発されました。
こちらは、こんにゃくが30%入ったソーセージ。
お惣菜にも工夫がされています。
地元の農産物も販売されています。
何もない土地ならば、人を見に来てもらおう。
この元気なおばさんにまた会いに来よう!!
そう思ってもらえるような店づくりを心掛けている・・・
勝山さんの言葉に、大いに励まされました。
勝山さん、ありがとうございました。(*^-^*)
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