
( `m´) 「…さて 一般的に僧や尼に布施をして養ったり
袈裟を布施したりする行為は 非常な功徳があるとされていますが」
( `m´) 「…日本の寺は 既に一般家庭よりも 既に裕福である事が多く、
寺に 金銭を布施した所で
その金銭が 仏塔の建立などに回される可能性はなく
ただ その僧の家庭や個人で浪費される可能性が高いようです。」
( `m´) 「…チベット仏教などの場合は そのような心配はなく、
自己の布施によって
古い寺の修繕や 仏塔の建立
僧に必要なものを与える事になりますので
僧に対する布施の功徳を得ようとする場合
そちらを御勧め致します。」
( `m´) 「…また 如来や菩薩 明王や金剛などの仏像や仏画に対して
合掌して焼香したり 心からの供養の念を捧げる事も 一種の布施となり、
功徳と福徳を集め 妙楽を受ける事となります。」
( `m´) 「…また 大乗仏教の経典や 経典の一偈でも一句でも誦して
それを礼拝讃嘆・合掌 布施の供養をする事で 無量の果報が得られるとされ、
つまり 誠の心を持って供養の念を抱くだけでよろしいとされます。
そして 寺や仏塔などの建立中・修復している様子を見て
合掌して 拝する事も功徳を積む事になるとされます。」
( `m´) 「…また仏像や仏画に対する礼拝するごとに
妙色身や守護、威儀や諸天からの愛敬
大なる福徳などを獲得し
臨終に往生し 速やかに涅槃に至るとされますが、
この場合の礼拝とは 立って合掌している状態から
手を開き ひれ伏して 額を完全に床につけて拝し、
再び 立ち上がって合掌する事を指します。」