宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「心の中に向かう道」

2007年05月13日 | Weblog
夢判断における各象徴の解釈の詳細は、
研究家によって表現や判断が異なる場合も
少なくないですが、それでも吉兆・凶兆の
大まかな判断においては、それほど大きな
違いはないようです。

中でも特に吉兆として必ず強調されるのが、
「光」「雲に覆われていない輝く太陽」「虹」
であり、一つの判断においては、「虹の橋を
歩いて渡る夢はこれ以上ないという幸福」を
表すとの事です。

わたくし自身は十代のある時期、毎週のように
虹の出てくる夢を見、また一度虹を渡って歩く
夢を見ました。
自覚はありませんでしたが、今思い出すとその
当時は確かに、人生の中でも最も安泰な時期で
あったと思います。
それ以後は殆どそうした夢を見ていません。

入眠直前に推奨されるという、夢見との密接な
関係を有する視覚化の力を磨くレッスンが某書で
紹介されていました。
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次の練習は、目覚めている時の世界と、夢の世界とを
結びつける方法の一つです。
この方法は、洋の東西を問わず、古くからある伝統的な
技法に基づいています。

①自分が窓の外を眺めていると想像して下さい。
そこには高い塀があり、二つの景色を分割しています。
一方の景色は普段見慣れたものであり、もう一方は
自然や論理の法則にとらわれていない世界です。

②細部まで視覚化するように、心の中の創造性を
働かせて風景を変えます。
道路が川になったり、自動車が空中を飛んだりする
事も出来ます。
見慣れた世界の景色と夢の世界の景色とを比較して、
どちらかがより「現実的」であるわけではありません。
どちらも想像力の産物です。

③暗い霧が風に消し去られるように、二つの景色を
隔てていた壁は実際には存在せず、消え去ったものと
感じます。
両方の景色は自由に相互に往来し、二つの間を隔てて
いた壁は人工的なものであり、簡単に壊せるもので
あった事を感じます。

④目の前の想像の世界に足を踏み入れます。
自由にその間を移動しながら、目覚めの時の夢見の時
との両方の心を近づけていると自覚します。
これは終了したい時には、いつでも目を開けて
終えられ、また何度か繰り返します。
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時に予知夢の原理を利用して、賭け事に利用
しようとする試みがみられますが、わたくし
自身はそうしたものには関心が抱けずにいます。

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