宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

ヒマラヤの高みから

2007年05月18日 | Weblog
映画「クゥンドゥン」の北米で放映されたCMが、
現在Youtubeの方で見る事が出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=dCiuVMD3lqo

実話のようですが、この映画の中で、法王猊下
一行が北京を訪問された際、法王猊下の母が
体調を崩されます。
同行の医学僧がチベット式の脈診で診察し、
「北京の気候がお母様に合っていないのです。」
と法王に伝える場面があります。
チベット医学で特に重要なのは独特の脈診で、これを
完全に習得するのには大変な時間がかかるそうです。

現在はチベット亡命政府から医師が派遣されて
日本でも脈診をはじめ、チベット医学の医師の
診察が受けられるようです。
http://www.tibethouse.jp/event/2004/0405_medicine.html

わたくしも何人かのチベット医学の医師に出会い、
色々な薬を見せて頂いていますが、チベット医学の
薬は鉱物系原料のものが多く、またヒマラヤの
高地から採取出来る植物より作られる、西洋医学の
ものとは全く異質なものであるため、わたくしから
見て説明されなければ薬とはわからないもの、
外観を見ただけでは原料が不明のものばかりです。

しかしチベット医学は徐々に欧米などでも評価
されつつあり、わたくしの周囲でも彼らの診察を
受ける西洋人を見る事ができます。

またこれはネット上で初めて知った話ですが、
彼らには独特の癌治療があるようです。
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http://www.shinkyu.com/koumyo.html

昔はチベットやネパール地方では癌など難病人が
出ると貧しい家などでは足手まといに成るので山向こうの
”ライ病集落”に捨てに行ったらしいのです。
日本でも昔は”姥捨て山”があった位ですから納得できます。

すると不思議な事に、しばらくすると元気に回復して
一人で戻って来る者がひんぱんに現れたそうなのです。
それで結局”ライ病”に罹ると”ライ菌”が全身を
支配してしまい、その結果、癌細胞が駆逐されて
全て消えてしまうことが判ったのです。
癌患者から、ライ病患者に変わる訳ですが、ライ病は
現在では薬で治る病気ですからその方が良いのです。

癌が発見されると体力がまだ旺盛であれば少し食事制限を
して痩せさせます。
そのようにして免疫力を落として「ライ病院」や「ライ病
患者の村」で積極的(?)に患者の世話などをして関わり
感染を待ちます。

うまく感染するとまず100%癌は消えるそうです。
しかし、実際にはなかなか一朝一夕には感染しないので、
癌の進行が進んで余命が1年以内と言われている末期の人は、
感染するまでに癌に負けてしまう可能性が高いので難しい
らしいです。
ですからこの治療法は末期癌以外の方にふさわしい治療法
だと言うことです。
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チベット式の脈診は一般の人には出来ませんが、
東洋医学では、妊娠中の女性の両手中央の脈診をして、
子供の男女の性別を判断するというものがあります。
某書からです。
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「人体では左右で陰と陽の気の流れがあると言われるが、
また同時に、人の中では、男性は陽の流れが強く、
女性は陰の流れが強いと言われる。

その違いによるものなのかどうか、私の感知する
所ではないが、この医学においては胎児が男の子か
女の子かによって、血液の流れに微妙な変化という
ものが生じるのだという。
だから必ず左右のどちらかの血液の脈の、その
強さに違いがあるのだという。」
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この脈診に由来するように思われる、女子学生間の
間で、こんなゲームがあるそうです。

「まず10円玉を用意します。
その10円玉を、両手で強く10秒間挟みます。
そしてゆっくり手を離しましょう。
10円玉はどちらの手にくっついていましたか?

右手だったら、女の子。
左手だったら男の子。
これは最初に生まれてくる子供を知るゲームです。」
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