宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「蔵蜜气功 日月和合 (駱駝式)」

2010年03月22日 | Weblog




画像はチベットのマンダラの一つで、チベット占星術のシンボルが
描かれたこのマンダラには守護の力があるとされて、印刷された
ものなどが、携行されたり、家にかけられたりしています。


80年代にガンデン大座主が来日された時のインタビューがまとめられたものが
手元にありますが、その中で、「末法の時代の最後に弥勒菩薩が現れるとされて
おり、今弥勒菩薩が出てこなければ、出番がなくなるのではないですか?」という
質問者に、大座主はこのように答えられていました。
回答では、チベット仏教における、悠久な時間軸の見方が窺われます


…………

「ハハハハッ。
弥勒菩薩がお見えになるのは、まだまだ先の話しです。
人間の寿命が18歳になった時に、まず弥勒菩薩の化身が現れます。
今、私達の平均寿命は、70ぐらいです。
お釈迦さまの時は、100ぐらいが平均寿命だったのです。
これが、落ちてきた。

なぜ、落ちてきたかと言うと、人間は除々に道具に頼らざるを得なくなったからです。
反抗を起こしたり、犯罪を犯す年齢も、だんだん下がっていくのです。

道具の何らかの現象によって、私達は18歳までしか生きられなくなってくる。
その時の人間の性格はどうなっているかというと、絶えず互いにケンカをする、
絶えず互いに殺し合いをするようになる。
父と母であっても、情がなくなって、あくまで対立、闘争の意識が支配するようになる。

その時に、自分達よりもずっと背が高くて、ずっと魅力的な方が現れる。
それが弥勒菩薩の化身なのです。

人々はその人に武器を投げようと思っても、投げ難い、何となく初めて情というものを
感じてしまう。
顔に輝きがあって、しかも背が高い。
そして穏やかさがある。
その人は、「武器を捨てて、人は皆仲良くなりなさい。」と仰る。
すると、自然に和をもって接するようになって、そしてまた寿命が20ぐらい上がるのです。

しかし、また除々下がってくる。
それを何回か繰り返すうちに、20から40へ、40から寿命がどんどん寿命は長くなってゆく。
8万歳まで伸びてゆきます。
今度はまたスーッと落ちてくる。
その8万が2万にまで落ちた時に、弥勒菩薩が現れるのです。

ですから、偉大なる修行者の方々が、それなりの奇跡を行うことが出来たとしても、
それは対象となる人々が、奇跡を必要とした時にのみ、行われるのです。

現在、この世にの中にラマで奇跡を行う方が沢山おられると思いますが、しかしそれは
奇跡を行う時機、つまり受け皿が出来た時にこそ、意味があるのです。
今は未だ、その時機ではありません。」


……………


「蔵蜜气功 日月和合」からの続きです。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【蔵蜜气功 日月和合 (駱駝式)】

(功効)

駱駝の実修は、有機体の各穴を満たし、強め、背骨の軽症や、脊髄、
腎臓、腰部の椎を癒し、火气の問題と、上昇するプラーナ(气)の問題を
取り除く。
これは、この式のトレーニングの進歩と全く同じ事である。






①正座し、手を膝の上に置く。


②4秒で息を吸いながら、臀部を上げて膝立ちとなり、両腕を頭上に上げて
上体をまっすぐにする。


③4秒で息を吐きながら、手のひらを、足の裏につけ、手の先は、足のつま先を
向くようにする。


④4秒で息を吸いながら、胴体をアーチ型にして、頭を後方に、胸部が前方に
なるようにそらす。
そのまま息を止める事が出来るまで、息を止めたまま、この姿勢を保つ。

⑤4秒で息を吐きながら、①の最初の姿勢に戻る。


⑥4秒で息を吸いながら、両腕を頭上に上げて上体をまっすぐにする。


⑦4秒で息を吐きながら、上体を床に倒す。

コメント