「ネクロノミコン秘呪法」からの続きです。
画像は、50の精霊の中の一つ、マルドゥクという名の、ネクロノミコンの
神々の主の印形(シジル)です。
旧支配者を倒した太古の神々の主であるだけに、よほどの危機的状況
以外には使用してはならないという注意が強調されています。
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【精霊名:マルドゥク】
【呪文:ドゥッガ】
「主の中の主にして、魔術師たちの支配者。
その名は、万策尽きた時以外は用いるべからず。
また、その恐るべき責任を自覚すべし。」
★マルドゥクの第一の名であり、生命が危険にさらされた絶体絶命の時以外に
用いてはならない。
それ以外の場面で用いたり、軽々しく用いるのは、賢明とは言えない。
なぜなら、そんな事をすれば、他の全ての印形と精霊名が効力を失ってしまう
からである。
マルドゥクはあなたを見捨て、二度と助けてもらえなくなるだろう。
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上は原著を松田アフラ氏が訳されたもので、「ネクロノミコン秘呪法」という本では、
このように紹介されていました。
★汝、自らの滅びを悟りて、人事の限りを尽くしたけれども力及ばず、
いかにてか其れから逃れんと欲すれば、神々の王たるマルドゥクの力借りるべし。
マルドゥク、すなわち神々の王にして、その力あたわざるもの、何もなかりせば、
汝の滅びを回避したる事、いかに困難と言えども、その叶わざることなし。
しかれども、神々の王呼ぶは、責任のいと重き事と心して招くべし。
汝、その力を借りんと欲すれば、秘なる方術をもって呪文を唱うべし。
◆解説
もしあなたが、自分の寿命の短いのを悟ったり、または人の力ではどうする事も
出来ない事態に陥ってしまった時は、最後の手段として、マルドゥクの力を借りましょう。
マルドゥクは、ネクロの神々の王様で、絶対の権力を持っています。
そして、この世を支配する神なので、彼に出来ない事は何もありません。
しかし、神々の王である彼を召喚するには、他の神々が力を尽くして何も出来なかった
重大な事柄に限られます。
それを守って願うなら、何でも叶えられるでしょう。
こちらの本では、原著の召喚儀式をアレンジした、このような方法が紹介されていました。
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