宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「蔵蜜气功 日月和合 (回転式)」

2010年03月27日 | Weblog




チベット仏教の本でベストセラーになり、有名になったものに、ロブサン・ランパの
「第三の眼―あるラマ僧の自伝」があります。

これは、英国に亡命した高位のラマを名乗る、ロブサン・ランパが、
実は生粋の英国人、シリル・ヘンリー・ホプキンズであり、自らの生い立ちと
チベット仏教の中で見聞した出来事を書いたとした同書が、創作の偽書で
あったと知られるまで、この本に書かれていた話しが神秘の事実として、
日本でも真面目に受け取られていた時期がありました。


この本の中では、彼が8歳の時に、「頭蓋骨の眉間部分に特殊なドリルによって、
開孔手術を受け、そこに銀色の木棒を挿入され、そうして第三の眼が開いた」と書かれており、
そうした神秘的な手術が謎多きチベット密教の中で、ずっと密かに受け継がれているのでは
ないかという推測も、事実が明らかになるまで、飛び交っていました。


そうして、この本の内容が事実であるかどうかを確かめるのが難しかった90年に、
チベット仏教について特集を組んだ雑誌の取材者が、チベット亡命政府のある北インド、
ダラムサラが来た僧侶に、わざわざ尋ねたという事がありました。

この時の記事です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【生きた人間の額に穴を開ける!?第三の眼開眼秘術は本当にあるのか?】

「これは、生きた人間の額に穴を開ける作業であり、この穴は、第三の眼と呼ばれる。

ラマ僧が、修行者の額にドリルで穴を開け、中に木製の銀色の棒を入れる。
その後、2、3週間して、この棒は取り除かれ、第三の眼が開眼する。」
(チベット仏教の秘術より)

生きた人間の額に、ドリルで穴を開けたら、死んでしまうのではないだろうか?
と思い、チベット文化研究所の方に問い合わせてみた。

研究所の方に、ダラムサラ(インド北部にある、現在ダライラマのいる所)から
来ているチベット密教の僧に尋ねて頂いた。

すると、「第三の眼と言うのは、心の眼のことを言います。
今までそんな修行は、見た事も、聞いた事もありません。
五体投地などで、額がすりむけている人はいますが………。」
との事だった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

この本とは別の所で、眉間に集まるエネルギーを少し逃してやるために
眉間に施術をしたという伝承はあるようですが、今はその施術法については
伝わっておらず、またその目的は「過剰なエネルギーを逃す穴」であって、
直接の開眼が目的ではなかったようです。


「蔵蜜气功 日月和合」からの続きです。

………………

【蔵蜜气功 日月和合 (回転式)】

(功効)

回転式は、手足を伸び縮みさせる際に固さ、諸関節の病、全てのプラーナに関わる
問題を取り除く。

最初にこのヤントラは、四肢と頭の感覚のモーターの機能障害、筋の緊張と、
諸関節の病気、特に全てのプラーナの問題を克服させるのを助ける。






①床に座し、両脚を前に伸ばし、両足の先を(図のように)互いに外側に向け、互いの
かかとを離す。
両手は膝の上に置き、手のひらを上に向ける。


②力強く息を吸い込み、肩と胸を開く。
両肩を上げ、胸の前で、両手の甲と両腕を合わせ、両足のつま先も内側に向けて合わせる。


③力強く息を吐きながら、両腕を下げ、両腕と両手の内側を合わせ、足は再び開いて、
"開蓮のムドラー"を形作る。


④息を力強く吸い込み、再び肩と胸を開く。
両肩を上げ、胸の前で、両手の甲と両腕を合わせ、両足のつま先も内側に向けて合わせて、
"閉蓮の"ムドラー"を形作る。


⑤この"開蓮のムドラー"と"閉蓮の"ムドラー"を相互に、3回か7回繰り返す。
行う時は、右目で右手の動き、左目で左手の動きを追うようにする。


⑥終わりに、力強く息を吸い込み、両腕をまっすぐ頭上に伸ばし、両脚も前方にまっすぐに
伸ばす。


⑦力強く息を吐きながら、両指先を足のつま先にかけて前屈する。

………………


*******

「外国人参政権断固反対!国民大行進 in 新宿」
http://www.youtube.com/watch?v=Xff9IGikLqU

行進を見ると、若い人の姿が圧倒的に多く、今はむしろ若い人の方が関心が
あるのかもしれないと思います。
コメント